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原油相場は下落 米シェール生産量増加見通しが重荷(16日)

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[1/16 ニューヨーク終値]

WTI2月限 63.73 ドル/バレル 前日比 -0.57(-0.89%)H 64.89 L 63.39

原油先物相場は、米エネルギー情報局(EIA)が発表した2月の米シェールの生産量見通しが堅調となったことが重荷となり、売りが優勢となった。

米エネルギー情報局(EIA)が本日発表した掘削生産性報告(Drilling Productivity Report)で、米シェール生産量の見通しは、1月は643.8万バレル/日、2月は654.9万バレル/日となった。パーミアン盆地とイーグルフォード盆地の生産量の増加がけん引するとの見方を示した。また、生産性も改善し、一時は頭打ちとなることが懸念されていたイーグルフォード盆地が、2月がリグ当たり1,281バレル/日と1月比で81バレル増加するとの見通しとなった。2月のシェール生産量が前月比11.1万バレル増と堅調な見通しが示されたことで、米シェール生産量増加への懸念が意識され、原油相場の重荷となった。

イラク南部のバスラからの1月前半の原油輸出量が358万バレル/日まで増加したと報じられた。12月平均346万バレル/日から増加している。イラク北部のパイプライン経由の原油輸出も33万バレル程度まで回復していると報じられた。イラクの原油輸出量が増加していることも売り要因となった。

ベネズエラのケベド石油相は、同国の原油生産量が190万バレル/日近くまで回復しており、18年は240万バレル/日まで増加するとの見通しを示した。同国の原油生産量は、昨年11月に過去最低となる原油生産量は183.4万バレル/日まで減少していた。ケベド氏は、米経済制裁と汚職のまん延などを理由としてあげた。市場では、ベネズエラの原油生産量は、投資不足や労働者不足により18年も減少を続けるとの見方が支配的となっており、相場への影響は限定的となった。

今週のEIA週間石油在庫統計の市場予想は、原油在庫は前週比360万バレル減、ガソリン在庫は360万バレル増、中間留分在庫は80万バレル減、製油所稼働率は-0.30%となっている。今週のEIA週間石油在庫統計は、月曜日がマーティン・ルーサー・キング牧師の記念日の祝日であったため、木曜日米東部時間午前11時(東京時間、金曜日午前1時)に発表される。米石油協会(API)週間石油在庫統計は、水曜日米東部時間午後4時30分(東京時間、木曜日午前6時30分)に発表される。

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