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原油相場は下落 OPEC月報で非加盟国の生産量見通しが上方修正 原油在庫、クッシング在庫の減少が支え(18日)

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[1/18 ニューヨーク終値]

WTI2月限 63.95 ドル/バレル 前日比 -0.02(-0.03%)H 64.35 L 63.47

原油先物相場は、OPEC月報で非加盟国の原油生産量見通しが上方修正されたことが重荷となり売りが優勢となった。EIA週間石油在庫統計で原油在庫が市場予想以上に減少したことが好感され、発表直後は買い戻されたが、米原油生産量が増加したことを懸念する見方もあり、上値は重かった。

石油輸出国機構(OPEC)が発表した月次報告によると、18年の非加盟国の原油生産量成長率の見通しは前年比115万バレル/日増となり、前回99万バレル/日から16万バレル/日上方修正された。米国シェールとカナダの生産量増加が主な要因とした。また、12月のOPEC加盟国の原油生産量は前月比4.2万バレル/日増の3241.6万バレル/日となった。協調減産から除外されているナイジェリアが前月比7.6万バレル増となった他、アンゴラが同4.5万バレル/日、アルジェリアが同3万バレル/日増となり生産量増加の要因となった。一方で、ベネズエラは、前月8.2万バレル減の174.5万バレル/日となった。OPEC加盟11カ国の協調減産合意に対する減産順守率は、129%となり、11月の121%から改善した。OPEC月報で原油生産量成長率の見通しが引き上げられたことは、原油相場の売り材料となり重荷となった。

米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)が発表した週間石油在庫統計によると、原油在庫は前週比686.1万バレル減、ガソリン在庫は前週比362.0万バレル増、中間留分在庫は前週比388.7万バレル減、製油所稼働率は前週比-2.3%となった。原油在庫が市場予想以上に減少したことに加え、クッシング在庫が前週比418万バレル減となり大幅減少したことが好感され、原油相場の支えとなった。石油製品需要も前週比で108万バレルと大幅上昇したことも好感された。一方で、原油生産量が前週比26万バレルの975万バレル/日となったことを懸念する見方もあり、原油相場の上値を抑えた。

ロシア、サウジなど主要産油国のエネルギー相らが、今週末オマーンで会合を開き、協調減産について協議することになっており市場の注目が集まっている。一部では、協調減産の段階的な解消メカニズムについて協議すると報じられている。

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