原油価格ニュース

原油相場は下落 国際エネルギー機関(IEA)もOPECに続き米原油生産量を上方修正 サウジ、ロシアを上回る見通し(19日)

マーケットニュース、市場動向

[1/19 ニューヨーク終値]

WTI2月限 63.37 ドル/バレル 前日比 -0.58(-0.91%)H 63.77 L 62.85

原油先物相場は、IEA月報で、米原油生産量見通しが上方修正されたことで、米シェールへの警戒感が強まり、売りが優勢となった。ただ、足元では、石油製品需要が堅調なことから、ヒーティングオイルなど石油製品に買いが入り、原油相場の支えとなった。

国際エネルギー機関(IEA)が発表した月報では、18年のOPEC非加盟国の原油生産量成長率見通しは前年比170万/日バレル増となり、前回から10万バレル/日引き上げられた。米シェールの生産量見通しが引き上げられたことが主因で、18年の米原油生産量成長率見通しは113万バレル/日増となり、前回から26万バレル上方修正された。18年の米原油生産量は1000万バレル/日を上回り、サウジ、ロシアを上回るとの見通しとなった。12月のOPEC原油供給量は前月比13万バレル減の3236万バレルとなり、協調減産合意に対する減産順守率は前月115%から129%となった。ベネズエラによる供給減少が影響した。11月末時点のOECD商業石油在庫は、前月比1790万バレル減の2億7600万バレルとなった。一方で、18年の石油需要見通しは9910万バレル/日となり、前月とほぼ同水準となった。

IEA月報で、米原油生産量見通しが、OPEC月報に続き上方修正されたことで、米シェール生産量増加への警戒感が強まり、原油相場の重荷となった。石油輸出国機構(OPEC)が前日発表した月次報告によると、18年の非加盟国の原油生産量成長率の見通しは前年比115万バレル/日増となり、前回99万バレル/日から16万バレル/日上方修正された。

ロシア、サウジなど主要産油国のエネルギー相らは、21日にオマーンで会合を開き、協調減産について協議する予定となっている。一部では、協調減産の段階的な解消メカニズムについて協議すると報じられており、市場の注目が集まっている。

ベイカーヒューズ社が発表した米石油リグ数は、前週比5基減の747となった。主要シェール生産地域では、パーミアン盆地(テキサス州/ニューメキシコ州)は6基増加したが、イーグルフォード盆地(テキサス州)では4基減、カナウッドフォード盆地(オクラホマ州)とバーネット盆地(テキサス州)ではそれぞれ2基減となった。

米国 1/19/18 前週比 前年比
石油リグ 747 -5 +196
ガスリグ 189 +2 +47
混合 0 0 -1
米国リグ合計 936 -3 +242

石油リグ地区別 1/19/18 前週比
Ardmore Woodford 1 0
Arkoma Woodford 0 0
Barnett 1 -2
Cana Woodford 71 -2
DJ-Niobrara 24 -1
Eagle Ford 58 -4
Fayetteville 0 0
Granite Wash 11 -1
Haynesville 0 -1
Marcellus 0 0
Mississippian 4 0
Permian 409 +6
Utica 0 -1
Williston 45 -1
Others 123 +2
Total US RigCount 747 -5

原油見通し

原油価格ニュース

スポンサーリンク

エレメンツキャピタル/リサーチ

本サイトに掲載のすべての情報は万全を期しておりますが、その内容の信頼性、正確性および完全性について当社が保証するものではありません。取引や投資に関する最終判断は利用者ご自身の判断でなさるようお願いいたします。これらの情報によって生じたいかなる損害についても、当社は一切の責任を負いませんので、予めご了承ください。