原油価格ニュース

原油先物は下落 石油製品在庫増を嫌気、米原油生産量は日量1025万バレル(7日)

マーケットニュース、市場動向

[2/7 ニューヨーク終値]

WTI3月限 61.79 ドル/バレル 前日比 -1.60(-2.52%)H 64.18 L 61.25

原油先物相場は、EIAが米原油生産量見通しを引き上げたことで、米シェール生産増加への警戒が強まり、売りが優勢となった。

米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)が発表した週間石油在庫統計によると、原油在庫は前週比189.5万バレル増、ガソリン在庫は前週比341.4万バレル増、中間留分在庫は前週比392.6万バレル増、製油所稼働率は前週比+4.4%となった。中間留分需要が前週比69万バレル減の378万バレルとなり、原油と石油製品在庫合計は前週比439万バレル増と前週に続き増加した。市場の予想は、原油在庫は前週比290万バレル増、ガソリン在庫は60万バレル増、中間留分在庫は150万バレル減となっていた。

原油在庫の増加幅は、市場予想に届かなかったが、ガソリンと中間留分在庫の在庫が市場予想を上回り増加したことが売り材料となった。また、米原油生産量が、前週比33万バレル増の1025万バレル/日となり、週次ベースで初めて1000万バレル/日を上回ったことも嫌気された。EIAは、前日発表した短期エネルギー見通し(STEO)で、18年の米原油生産量見通しを前年比126万バレル増の1059万バレル/日とし、前回1027万バレル/日から引き上げていた。

北海油田の原油を輸送するフォーティーズ・パイプラインが停止したと伝えられた。フォーティーズ・パイプラインは、約57.5万バレル/日の輸送量をもっており、前年10月にスイスの石油化学大手イネオス(Ineos)がBP社から買収した。同パイプラインの輸送量が減少するとブレント原油、フォーティーズ(Forties)原油の現物市場が引き締まる。ただ、イネオスは、「夜までに復旧作業をおこなう」と発表したことで、長期化しないとの見方が広がり、原油相場への影響は限定的となった。

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