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原油先物は上昇 1月のOPEC原油生産量は減少も、米シェール増加見通しが重荷(12日)

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[2/12 ニューヨーク終値]

WTI3月限 59.29 ドル/バレル 前日比 +0.09(+0.15%)H 60.83 L 59.10

原油先物相場は、OPEC月報で1月のOPEC原油生産量が減少したことが示されたことが支援材料となり、買いが優勢となった。ただ、EIAが3月の米シェール生産量が増加するとの見通しを示したことが重荷となり上値を抑えた。

石油輸出国機構(OPEC)が本日発表した月報によると、OPEC加盟14カ国の1月の原油生産量は前月に比べて8100バレル減少し日量3230万バレルとなった。政治や経済の混乱が続くベネズエラの生産量は前月比4.7万バレル減の160万バレル、アンゴラは1.1万バレル減の161.5万バレル、アルジェリアは9千バレル減の102.9万バレルとなったことが影響した。一方でイラクは、3万バレル増の443.5万バレル、サウジは2.3万バレル増の997.7万バレル、リビアは2.1万バレル増の97.8万バレルとなった。

また、OPEC月報によると、18年の世界石油需要見通しは日量9860万バレルとし、前回より6万バレル上昇修正した。18年の非OPECの生産量見通しを日量5926万バレルとし、前回より32万バレル上方修正した。米国、英国、ブラジル、メキシコ、中国の生産量見通しを上昇修正したことが影響した。12月のOECD商業石油在庫は28億8800万バレル(フォワードカバー日数61日分)とし、5年平均との乖離幅は1億900万バレル(フォワードカバー日数1.1日分)とした。

米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)が本日発表した掘削生産性報告(DPR)によると、3月米シェール生産量は2月に比べ11万バレル増加し、日量6756万バレルとなるとの見通しを示した。パーミアン盆地は7.5万バレル増、イーグルフォード盆地は1.8万バレル増加する見通しとなった。3月のリグ当たりの生産量は、2月652バレルから657万バレルへと増加するとの見通しを示した。3月米シェール生産量が増加する見通しが示されたことで米シェールへの警戒が強まり、原油相場の重荷となった。

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