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原油先物は上昇 リビアのシャララ油田、1日間停止(5日)

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[3/5 ニューヨーク終値]

WTI4月限 62.57 ドル/バレル 前日比 +1.32(+2.16%)H 62.79 L 61.10

原油先物相場は、リビアの原油生産の不安定化が続いていることに加え、IEAのビロル事務局長が、23年までの世界石油需要の見通しについて強気な見通しを示したことで、買いが優勢となった。

リビア最大規模のシャララ油田が、環境汚染を訴えるでも団体などによる妨害行為をうけて、1日間停止したと伝えられた。同油田は、日量約30万バレルの生産能力をもっている。同国の原油生産の不安定化が続いていることは、原油相場の買い材料となった。

本日からヒューストンで開催されているCERA Weekエネルギー会議で、国際エネルギー機関(IEA)のファティ・ビロル事務局長は、2023年までに世界の石油需要は平均で1.1%のペースで増加を続けるとの見方を示した。米原油生産量は、伸び率の約6割をカバーし、世界の石油市場で存在感を増すだろうと話した。また、原油価格が60ドルを上回る状況が続いた場合、米原油生産量見通しを上方修正する可能性があると話した。そして、OPECの協調減産合意の期限終了後には、ブラジルやカナダなどの産油国は、OPECに増産の余地をほとんど与えないとの見通しを示した。一方で、ベネズエラの生産量見通しについては、今後下方修正する可能性も指摘した。

CERA Weekエネルギー会議に参加しているナイジェリアのカチク石油資源相は、「シェールオイルを生産している一部の米石油生産企業は、OPEC加盟国でも原油生産をしている」、「これらの企業は、原油価格の安定化の責任を負うべきだ」などと話した。OPECは、米石油大手各社とワークショップを開催し、意見交換する場を設けることを計画していることを明らかにした。また、カチク氏は、ナイジェリアの生産量について日量180万バレルを超えないように努力をすると話した。

OPECのバーキンド事務局長は、本日、米ヒューストンで複数の米シェール開発事業者と意見交換のため会食し、ヘッジファンドなど投資会社の幹部とも会合すると伝えられている。

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