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原油先物は上昇 EIA在庫統計で原油在庫、クッシング在庫が増加したことが重荷(14日)

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[ニューヨーク終値]

WTI4月限 60.96 ドル/バレル 前日比 +0.25(+0.41%)H 61.33 L 60.11

原油先物相場は、EIA在庫統計で原油在庫、クッシング在庫が増加したことや、OPEC月報で非OPECの石油供給量見通しが上方修正されたことが重荷となった。ただ、2月のOPEC原油生産量が前月比で減少したことや、OECD商業石油在庫が減少したことで、徐々に買い戻す動きも見られ、上昇して引けた。

米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)が発表した週間石油在庫統計で、原油在庫が予想を上回り大幅に増加したことが売り材料となった。クッシング在庫も前週と比べ34万バレル増加したことや、原油生産量も前週比で1.2万バレル増加し日量1038万バレルとなったことも、原油相場の重荷となった。

EIAが発表した週間石油在庫統計では、原油在庫は前週比502.2万バレル増、ガソリン在庫は前週比627.1万バレル減、中間留分在庫は前週比436.0万バレル減、製油所稼働率は前週比+2.0%となった。市場予想は、原油在庫は、前週比250万バレル増、ガソリン在庫は110万バレル減、中間留分在庫は170万バレル減となっていた。

OPECが発表した月報では、OPEC加盟国の原油生産量が前月から減少したことに加え、米原油生産量見通しの上昇修正などにより非OPECの石油供給量が前月に続き上方修正されたことが売り材料視され、原油相場の上値を抑えた。

OPEC月報では、2月のOPEC加盟国の原油生産量は、前月比7.7万バレル減の3219万バレルとなった。ベネズエラの生産量が前月から5.2万バレル減少したほか、UAEが前月比で3.4万バレル、イラクが前月比2.6万バレルそれぞれ減少した。一方で、ナイジェリアは前月比2.5万バレル増、アンゴラは1.7万バレル増、リビアは1万バレル増となった。サウジの2月原油生産量は前月比5600バレル増加し998.2万バレル/日となった。

OPECは、18年の非OPECの石油供給量見通しを前年比166万バレル増の日量5,953万バレルとし、前回から28万バレル上方修正した。米国や欧州、ロシア、中国の生産量見通しを引き上げた。2月の月報では非OPECの石油供給量見通しを供給量を32万バレル上方修正していた。一方で、18年の世界の石油需要見通しは、前年比160万バレル/日増の日量9,863万バレルとし、前回より3万バレル上昇修正した。

そして、1月のOECD(主要先進国)の商業石油在庫は、前月比1370万バレル増の28億6500万バレルとなり、過去5年平均を5000万バレル上回ったとした。過去5年平均との乖離幅は、前月1億900万バレルから縮小した。フォワードカバー日数は、60日となっており、過去5年平均を0.6日下回った。

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