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原油先物は上昇 IEA月報=1-3月期の在庫は増加見通し(15日)

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[ニューヨーク終値]

WTI4月限 61.19 ドル/バレル 前日比 +0.23(+0.38%)H 61.54 L 60.82

原油先物相場は、IEA月報で、18年の世界石油需要が上方修正されたことが支援材料となったが、1-3月期の石油在庫が増加するとの見通しが示されたことは、原油相場の重荷となった。

国際エネルギー機関(IEA)が発表した月次報告(MOMR)によると、18年の世界石油需要は、前年比150万バレル増の日量9930万バレルとの見通しとなった。前回から10万バレル上方修正され、2カ月連続で引き上げられた。18年の非OPECの石油供給量は、前年比180万バレルの日量9790万バレルとなるとの見通しを示した。18年の米原油生産量は130万バレル増加し、年末までに1100万バレルまで増加するとの見方を示した。米生産量は、12月のIEA月報で18年は前年比日量130万バレル増とした。

また、2月のOPEC原油生産量は、前月比7万バレル減の3210万バレルとなった。ベネズエラやアラブ首長国連邦(UAE)の生産量減少が影響し、減産順守率は前月137%から147%へと改善し過去最高となった。

1月のOECD商業石油在庫は、7カ月ぶりに増加し前月比1800万バレル増の28億7100万バレルとなった。過去5年平均に対する乖離幅は5300万バレルとなった。ただ、堅調な米原油生産量の伸びなどにより、1-3月期のOECD商業石油在庫は増加するとの見通しを示した。

世界の石油需要が上方修正されたことに加え、OECD商業石油在庫の水準は、前日発表されたOPEC月報とほぼ同水準となったことは好感された。一方で、1-3月期の石油在庫が増加するとの見通しが示されたことは、原油相場の重荷となった。

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