原油価格ニュース

原油相場は下落 クッシング在庫増加観測で利益確定売り優勢(27日)

マーケットニュース、市場動向

[ニューヨーク終値]

WTI5月限 65.25 ドル/バレル 前日比 -0.30(-0.46%)H 66.41 L 64.74

原油先物相場は、クッシング在庫が大幅に増加するとの観測が広がる中、テクニカル面で年初からの上値抵抗線に近づいたことで、利益確定する売りが優勢となり下落した。米株式相場が大幅下落したことで市場のセンチメントが悪化し、リスク資産とされる原油にも売り圧力がかかった。

本日時点のEIA週間石油在庫統計の市場予想は、原油在庫は前週比40万バレル増、クッシング在庫は212万バレル増、中間留分在庫は170万バレル減、ガソリン在庫は200万バレル減となっている。とくに原油の買い材料となってきたクッシング在庫が大幅増加する観測が強まっていることが、原油相場の重荷となった。

テクニカル面では、2月から続いていた三角持ち合いを先週初めに上抜けしたことで、買いが続いていたが、1月後半から上値抵抗線となっている66ドル台半ばに近づいたことで、利益確定とみられる売りが膨らんだ。

サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子は、10年から20年の長期的な原油生産量に関する合意をロシアと締結することを検討していることを明らかにした。サルマン皇太子は、「ロシアとは大筋合意しており、詳細はこれから詰める」と話した。協調減産合意が年末に終了することが決まっている中、サウジとロシアが新しい協力関係を構築する可能性が高まったことは好感された。ただ、具体的な内容は明らかにされておらず、原油相場への影響は限られた。

原油見通し

原油価格ニュース

スポンサーリンク

エレメンツキャピタル/リサーチ

本サイトに掲載のすべての情報は万全を期しておりますが、その内容の信頼性、正確性および完全性について当社が保証するものではありません。取引や投資に関する最終判断は利用者ご自身の判断でなさるようお願いいたします。これらの情報によって生じたいかなる損害についても、当社は一切の責任を負いませんので、予めご了承ください。