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原油相場は上昇 イエメン武装組織「フーシ」、紅海でサウジの石油タンカーを攻撃(3日)

マーケットニュース、市場動向

[ニューヨーク終値]

WTI5月限 63.51 ドル/バレル 前日比 +0.50(+0.79%)H 63.86 L 62.86

原油先物相場は、サウジの石油タンカーが紅海でイエメン武装組織「フーシ」の攻撃を受けたことで、地政学リスクへの警戒が強まり、買いが優勢となった。今週のEIA週間石油在庫統計では、原油在庫増加観測が根強く、上値は重かった。

イエメン西部ホデイダ沖の紅海で、航行中のサウジの石油タンカーがイスラム教シーア派系武装組織フーシ派の攻撃を受けたと、中東のテレビ局アルアラビーヤが報じた。 タンカーの被害は軽微で、そのまま航海を続けたと伝えられた。紅海における石油輸送が遮断されることや、サウジアラビアとイランの対立が激化することへの懸念が広がり、原油相場の支援材料となった。

ブルームバーグの調査によると、3月のOPEC原油生産量が前週比17万バレル減、日量3204万バレルとなった。ベネズエラの生産量が前月比10万バレル減の日量151万バレルとなったことなどが影響した。アルジェリアの生産量は、前月比4万バレル減の100万バレル、サウジの生産量は、前月比1万バレル減の987万バレルとなった。

ロシアの生産量増加により、上振れするリスクが懸念されているなか、同調査は、原油相場の支えとなった。ロシアエネルギー省発表のデータによると、ロシアの3月の原油生産量は、日量1097万バレルとなり2月から2万バレル増加した。

ロシアのノヴァックエネルギー相は、今月末に、協調減産合意終了後の長期の協力関係について、サウジと協議すると話した。ノヴァック氏は、「生産量に上限を設けるだけでは、需給バランスを保つには不十分」との見方を示し、「より幅広い手段が必要だ」と指摘した。

EIA週間石油在庫統計の市場予想は、原油在庫は前週比20万バレル増、ガソリン在庫は130万バレル減、中間留分110万バレル減、製油所稼働率+0.20%となっている。

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