原油価格ニュース

原油相場は下落 米中貿易摩擦懸念が再燃 リグも大幅増加(6日)

マーケットニュース、市場動向

[ニューヨーク終値]

WTI5月限 62.06 ドル/バレル 前日比 -1.48(-2.33%)H 63.79 L 61.81

原油先物相場は、米国による中国への追加関税の可能性で、米中貿易摩擦への懸念が再燃したことで、リスク回避姿勢が強まり売りが優勢となった。

トランプ米大統領は、1000億ドル規模の追加関税を中国に課すことを検討すると発表した。中国商務省の報道官は、「中国は最後まで付き合う。必ず反撃する」などとする声明を発表した。ムニューシン米財務長官は、中国と交渉を続ける意向を示しながらも、「貿易戦争になる可能性はある」と指摘した。中国が先日発表した課税対象の米製品には、石油を原料とした石油化学製品が含まれていることに加え、米中貿易摩擦の激化が世界の景気減速要因になることへの警戒が強まり、原油相場の売り材料となった。

ロシアのノヴァックエネルギー相は、石油輸出国機構(OPEC)と長期的な協力を続けるため、ロシアとOPEC加盟各国で構成される新しい産油国組織を構築することを検討したいと話した。そして、具体的には、19年以降、6カ月毎に、原油市場に対する政策を協議し決定するため、総会を開催することを検討していることを明らかにした。ただ、本日は相場への影響は限定的となった。

石油リグ数が増加したことも原油相場の重荷となった。ベイカーヒューズ社が発表した米石油リグ数は、前週比11基増の808基となった。主要シェール生産地域では、パーミアン盆地(テキサス州/ニューメキシコ州)、イーグルフォード盆地、カナウッドフォード盆地でそれぞれ2基増加した。

米国 4/6/18 前週比 前年比
石油リグ 808 +11 +136
ガスリグ 194 0 +29
混合 1 -1 -1
米国リグ合計 1003 10 +164

カナダ 4/6/18 前週比 前年比
石油リグ 48 -23 +6
ガスリグ 63 0 -27
混合
カナダリグ合計 111 -23 -21

石油リグ地区別 4/6/18 前週比
Ardmore Woodford 1 0
Arkoma Woodford 0 0
Barnett 0 0
Cana Woodford 63 +2
DJ-Niobrara 24 0
Eagle Ford 66 +2
Fayetteville 0 0
Granite Wash 12 0
Haynesville 1 0
Marcellus 0 0
Mississippian 2 -1
Permian 444 +2
Utica 0 0
Williston 55 +1
Others 140 +5
Total US RigCount 808 +11

原油見通し

原油価格ニュース

スポンサーリンク

エレメンツキャピタル/リサーチ

本サイトに掲載のすべての情報は万全を期しておりますが、その内容の信頼性、正確性および完全性について当社が保証するものではありません。取引や投資に関する最終判断は利用者ご自身の判断でなさるようお願いいたします。これらの情報によって生じたいかなる損害についても、当社は一切の責任を負いませんので、予めご了承ください。