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原油相場は上昇 シリア情勢悪化で米国のイラン核合意離脱への意識高まる(9日)

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[ニューヨーク終値]

WTI5月限 63.42 ドル/バレル 前日比 +1.36(+2.19%)H 63.61 L 61.93

原油先物相場は、シリアの情勢悪化により、中東の地政学リスクの高まりが意識され、買いが優勢となった。

シリア国営メディアは9日、中部ホムス郊外にある軍用基地に、イスラエル軍のF15戦闘機がレバノン領空からミサイル攻撃を行ったと伝えた。インタファクス通信によると、ロシア国防省はシリア軍の防空システムによってミサイル5発が迎撃されたが、基地西側に3発が着弾したと発表した。これに先立ちシリアでは、ダマスカス近郊の反体制派支配地域にあるドゥーマに対する攻撃で化学兵器が使われた疑いがでていた。

トランプ米大統領はツイッターで、シリアのアサド大統領を「けだもの」と呼び、シリア同盟国のイランやロシアと共にアサド大統領が「大きな代償を払うことになる」と警告した。また、トランプ氏は、ロイターへのインタビューでシリアへの軍事攻撃の可能性も「否定しない」と話した。

シリア情勢の緊迫化は、米国のイランの核合意離脱につながるとの見方により、原油相場に買いが入った。トランプ大統領は、5月12日にイランの核合意を離脱するか、現在の合意に基づき制裁免除を延長するか判断をする予定となっている。

前週にはサウジアラビア南西部のジザンにあるサウジアラムコ社の石油タンクや、イエメン西部ホデイダ沖の紅海で航行中のサウジの石油タンカーが、イランの支援を受けているイスラム教シーア派系武装組織フーシ派の攻撃を受けていた。

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