原油価格ニュース

原油相場は上昇 トランプ政権がシリアに対し軍事的対応を検討と伝わる(10日)

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[ニューヨーク終値]

WTI5月限 65.51 ドル/バレル 前日比 +2.09(+3.30%)H 65.76 L 63.20

原油先物相場は、トランプ政権がシリアに対し軍事的対応を検討していると伝わったことが、買い材料視され上昇した。

米海軍の原子力空母「ハリー・S・トルーマン」が率いる攻撃船団がバージニア州から地中海に向けて出帆したと伝わった。船団にはミサイル巡洋艦「ノルマンディー」、アーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦、フォレスト・シャーマン級ミサイル駆逐艦、ファラガット級ミサイル駆逐艦が含まれている。航行の目的については現段階では発表されていないが、トランプ米大統領は、シリアで化学兵器が使用された問題への軍事的対応を検討するため、今週末に予定していた南米訪問をキャンセルした。

シリア情勢の緊迫化は、米国のイランの核合意離脱につながるとの見方が広がっている。トランプ大統領は、5月12日にイランの核合意を離脱するか、現在の合意に基づき制裁免除を延長するか判断をする予定となっている。

米エネルギー情報局(EIA)が発表した短期エネルギー見通し(STEO)で米石油需要見通しが上方修正されたことや、ガソリン価格見通しが上方修正されたことは、原油相場の支援材料となった。

STEOによると、18年の石油需要成長率見通しは前年比50万バレル増となり前回から3万バレル上方修正された。一方で、19年の同見通しは、前年比32万バレル増となり、前回から4万バレル下方修正された。また、今年の米ドライブシーズンにおけるガソリン小売価格は、平均で1ガロン当たり2.74ドルとなり、前年を14%上回る見通しとなった。

3月の米原油生産量は前月比26万バレル増の日量1040万バレルとなった。米原油生産量の見通しは、18年は平均で日量1070万バレル、19年は平均で日量1140万バレルとなった。四半期別では4-6月期の見通しを前回から3万バレル下方修正し、1055万バレルとし、10-12月期の見通しを前回から18万バレル上方修正し1152万バレルとした。

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