原油価格ニュース

原油相場は上昇 サウジ「フーシ」が発射したとみられるミサイルを迎撃(11日)

マーケットニュース、市場動向

[ニューヨーク終値]

WTI5月限 66.82 ドル/バレル 前日比 +1.31(+2.00%)H 67.45 L 65.15

原油先物相場は、トランプ政権がシリアに対し軍事的対応を検討していると伝わったことが、買い材料視され上昇した。

本日も、シリア情勢の緊迫化、イランが支持する武装組織「フーシ」による攻撃によるサウジとイランの対立の深刻化により、地政学的リスクが意識され原油相場の支援材料となった。

トランプ米大統領は、本日、ツイッターでシリアのアサド政権を支援するロシアを「シリアに向けた全てのミサイルを撃ち落とすと断言したが、やってくるから準備しろ」と挑発した。トランプ氏がシリアへの対応を決断するとした期限に当たる11日昼(日本時間12日未明)が迫っている。前日には、米海軍の原子力空母「ハリー・S・トルーマン」が率いる攻撃船団が地中海に展開していると伝えられた。

サウジアラビアの首都リヤド上空でイエメン武装組織「フーシ」が発射したとみられるミサイルを迎撃したと伝えられた。被害はなかったと伝えられた。

米国がシリアを攻撃することで、米ロ対立が一段と深刻し、それぞれの同盟国であるイスラエルとイランの対立も深刻化するとみられる。市場では、シリア情勢の緊迫化により、米国がイランの核合意を離脱する可能性が高まったとの見方が広がった。トランプ大統領は、5月12日にイランの核合意を離脱するか、現在の合意に基づき制裁免除を延長するか判断をする予定となっている。

米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)が発表した週間石油在庫統計によると、原油在庫は前週比330.6万バレル増、ガソリン在庫は前週比45.8万バレル増、中間留分在庫は前週比104.4万バレル減、製油所稼働率は前週比+0.5%となった。市場予想は、原油在庫は前週比125万バレル減、ガソリン在庫は110万バレル減、中間留分、変わらず、製油所稼働率+0.00%となっていた。

原油輸入が前週比75万バレル増加する一方で、原油輸出は97万バレル減少したことによりし、原油在庫は市場予想に反し大幅増加したことが売り材料となり、原油相場の上値を抑えた。

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