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原油相場は上昇 IEA月報=OECD在庫は5月には5年平均まで減少へ(13日)

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[ニューヨーク終値]

WTI5月限 67.39 ドル/バレル 前日比 +0.32(+0.48%)H 67.76 L 66.70

原油先物相場は、IEA月報で、OECD商業在庫が減少したことが示されたことや、中国の原油輸入量が増加したことが確認されたことなどにより支えられ上昇した。

国際エネルギー機関(IEA)が発表した月報で、協調減産と堅調な需要により、OECD商業在庫が減少を続けていることが示されたことが、原油相場の支援材料となった。3月のOPEC原油生産量は前月比20万バレル減の日量3183万バレルとなった。OPEC加盟国の減産順守率は163%、非加盟産油国の減産順守率は90%となった。また、3月のOPECと非OPEC含めた世界の石油供給量は、前月比12万バレル減の日量9780万バレルとなった。2月末時点のOECD商業在庫は、前月から2600万バレル減少し、2億8410万バレルとなった。5年平均を3000万バレル上回っているが、第2四半期に堅調な需要が続けば、5月には、5年平均まで減少するとの見通しを示した。

本日もシリア情勢を警戒し神経質な展開が続いており、原油相場の支えとなった。米国がシリアに対する攻撃を行った場合、イランがロシアに空軍基地の使用を許可したと伝えられた。

中国税関総署が発表した3月の貿易統計で、中国の原油輸入が堅調であったことも、原油相場の買い材料となった。中国の3月の原油輸入量は、日量922万バレル(3917万トン)となり、2月の日量841万バレルから大幅に増加した。1月の日量957万バレルに次ぐ、過去2番目の高水準となった。四半期ベースでは、1-3月の同輸入量は前年比7%増の日量910万バレル(1億1200トン)となった。

ベイカーヒューズ社が発表した米石油リグ数は、前週比7基増の815基となった。主要シェール生産盆地では、イーグルフォード(テキサス州)で3基増加し、パーミアン盆地(テキサス州/ニューメキシコ州)で1基増加したことなどが影響した。原油価格の上昇により、リグの稼働数が増加したことは、原油相場の上値を抑えた。

米国 4/13/18 前週比 前年比
石油リグ 815 +7 +132
ガスリグ 192 -2 +30
混合 1 0 -1
米国リグ合計 1008 5 +161

カナダ 4/13/18 前週比 前年比
石油リグ 41 -7 +1
ガスリグ 61 -2 -17
混合
カナダリグ合計 102 -9 -16

石油リグ地区別 4/13/18 前週比
Ardmore Woodford 1 0
Arkoma Woodford 0 0
Barnett 0 0
Cana Woodford 65 +2
DJ-Niobrara 24 0
Eagle Ford 69 +3
Fayetteville 0 0
Granite Wash 12 0
Haynesville 1 0
Marcellus 0 0
Mississippian 2 0
Permian 445 +1
Utica 0 0
Williston 55 0
Others 141 +1
Total US RigCount 815 +7

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