国内株 株式

2016年日本株式市場の展望

航空業界はインバウンド需要と原油安の恩恵

企業業績の拡大、賃金の緩やかな増加、個人消費の緩やかな回復により、来年景気は再加速するであろう。TPP対策の農地整備事業などの政策、インバウンド需要、17年4月の消費増税に伴う駆け込み需要も追い風となり、日本株は堅調な展開を予想する。但し、中国景気が大幅に鈍化するリスクや円安一巡による輸出への影響は懸念材料となり株価の上値を抑えるであろう。また、16年7月の参院選を控えており、当面は補正予算による景気押し上げに期待が集まっているが、参院選後に、社会保障改革や雇用改革に取り組む姿勢が市場に評価されれば、海外の長期資金の流入により日本株は長期上昇トレンドに入る可能性もあろう。

米国の利上げは、米国株の短期的な売り材料となる傾向がある為、来年数回予定されている利上げ発表の直後は日本株も一時的に売られボラタイルな値動きも想定される。しかしながら、米国の景気拡大トレンドは来年も続く見通しであるため、米国の主要な指標(雇用、住宅指数、自動車販売台数など)が堅調に推移している限りは、一時的な売り材料に過ぎず、その後の回復も早いと予想する。

原油安は企業の生産コストの低減につながる為、企業利益率は改善され、緩やかな賃金増や設備投資の拡大に寄与するであろう。インバウンド需要と原油安の恩恵をうける航空、鉄道などの旅客系の運輸セクターなどは業績が拡大する見通しである。

アースエレメンツ・アドバイザーズ/リサーチ 2015年12月18日

PDFレポート 2016年グローバル株式市場展望 2015年12月PDF


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