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2016年欧州株式市場の展望

中東欧の個人消費が堅調、BREXITがリスク(英国の欧州離脱リスク)

  • ユーロ安、金利低下に加え、主要国の緩和政策や景気刺激政策により、個人消費の回復基調が続き、企業景況感は全体的に持ち直す見通し。特にチェコ、ポーランド、ルーマニアなど中東欧では政府の景気刺激策等により個人消費が拡大し景気を下支えするであろう。ドイツの製造業は中国の景気減速の影響により回復は遅れるが、ECBが今年12月にQE延長などに踏み切ったことにより、フランス、イタリアなどの金融セクターや小売セクターなどはその恩恵を受けるであろう。主要国の石油精製セクターは、原油安と堅調な石油製品需要による石油精製マージン拡大の恩恵を受け、業績は拡大する見通し。
  • 欧州への難民は、2017年までに300万人となる見込みであるが、これは欧州のGDPを0.20-0.25%程度押し上げる見通しであり、最大受入国のドイツ、スウェーデンなどでも財政悪化のリスクは低い。英国は、堅調な個人消費が景気を牽引するが、来年後半には欧州離脱の投票を実施する見通しであり、EUから離脱した場合、雇用喪失など景気減速リスクが高まる為、英国企業と同国株式市場にとってはリスク要因となろう。

アースエレメンツ・アドバイザーズ/リサーチ 2015年12月18日

PDFレポート 2016年グローバル株式市場展望 2015年12月PDF

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