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2016年米国株式市場の展望

米国株

原油安はネットでプラス要因、引き続き世界経済を牽引

米国では個人消費と住宅市場の回復基調が続き、企業業績も堅調に推移するであろう。足元では、原油価格の低迷を受けて、石油関連企業の設備投資は減少し、ドル高により企業業績は一時的に下振れすることが予想される。しかし、原油安は、企業の生産コストや輸送コストを低下させ、また個人消費の拡大に寄与するため、米エネルギー(石油・ガス)セクターを除いて、総じて企業業績にプラスの影響をもたらすであろう。

一方で、中国の大幅な景気減速や他先進国の緩和政策の延長により輸出関連企業や製造業の業績が下振れする懸念は払拭できないが、米利上げのペースは緩やかに実施される見込みであり、また個人消費を中心とした内需の堅調さを背景に、企業業績への影響も一時的なものとなると予想する。来年の株式市場は、底堅い展開となる見通しだが、金利上昇に伴う資金調達コストの上昇を背景に、株価収益率(PER)は下落し、米国株式相場の上昇ペースは徐々に緩やかになるであろう。

アースエレメンツ・アドバイザーズ/リサーチ 2015年12月18日

2016年グローバル株式市場展望 2015年12月PDF

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