コモディティ 貴金属

金市場の見通し2016年3月

金市場

ETF経由で投資資金流入もダウントレンドは再開

  • 年初から、米国の景気後退リスクに注目が集まり、昨年末以降市場に織り込まれていた米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げの実施ペースや利上げ幅に対する信任が低下したことによりETF経由での投資資金が流入し、年初から価格は持ち直す動きがみられた。
  • ETFの持ち高は年初から1800トンまで増加し、2010年以来のペースで増加しているが、米労働市場は底固く推移することが予想される中、FRBの利上げを実施するという方向性は、昨年末時点から大きく変わったわけではない為、今後、ETF経由の投資需要は徐々に後退することが予想され、ダウントレンドは再開すると予想する。
  • 中国とインドの宝飾品需要は今年も引き続き脆弱であり、特に1250ドルを上回る水準では、大きく後退すると予想する。また、米国の景気後退または大幅な景気減速が仮に現実のものとなった場合でも、当社は2017年半ばになるとみており、当面は利上げ環境によるドル高/金売りのトレンドに変化はないと予想する。

アースエレメンツ・アドバイザーズ/リサーチ 2016年4月11日

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