原油価格ニュース

原油相場は下落、ロシアの2月生産量に失望感(2日)

マーケットニュース、市場動向

ロシアの2月生産量が重し

[3/2 ニューヨーク終値]

WTI4月限:52.61ドル/バレル前日比-1.22(-2.27%)

原油相場は、ロシアなど非OPECの減産遵守率が引き続き低いことなどが嫌気され、終始売りが続き下落した。ロシアの原油生産量は、ロイターによると2月末時点で、1111万バレル/日と1月から変わらず、減産幅は、約10万バレル減と昨年合意した6月までに30万バレルの減少に達成できるか先行きに対する不透明感があらためて認識され、原油相場の重石となった。

ロシアのノヴァク石油相は、本日のロイターインタビューで「4月、5月に現在の減産合意を延長するか協議し、5月25日の次回OPEC会合にあわせて判断する」としたが、減産合意が延長されない場合においては、同国生産量は前年比で増産になるとの見通しを示し、減産合意終了後の増産意欲が確認された。また、先日、OPECの2月生産量に関するロイター調査が発表されたが、引き続きサウジが他OPECの減産分を補っていることが浮き彫りになったことも今後の減産体制に対する先行き不透明感に繋がった。

トレーダー筋によると、ヘッジファンドが取引レンジ上値をブレイクできなかった失望感からロングポジションを解消し始めているとの声もあり、55ドルからさらに買い進むにはOPEC加盟国のみではなく、非OPECによる減産の進捗確認が必要となってきている。

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