原油価格ニュース

原油相場は上昇、リビア供給懸念も上値が重い(3日)

マーケットニュース、市場動向

リビア供給懸念も上値が重い

[3/2 ニューヨーク終値]

WTI4月限:53.33ドル/バレル前日比+0.72(+1.37%)

原油相場は、昨日の下落の調整でやや買い戻す動きに加え、ドル安により買いが優勢となり上昇した。また、リビアの供給懸念が意識されたことも買い材料となった。ただ、引き続き、ロシアなど非OPECの減産が進んでいないことに対する懸念が根強く上値は重い展開となった。

リビアでは、東部を拠点とするハリファ・ハフタル司令官に忠誠を誓う軍が掌握していた中央北部の主要石油輸出港エスシデル(Es Sider)が反統一政府勢力により制圧され、また最大の石油輸出港ラスラヌフ(Ras Lanuf)港からも従業員などが避難を開始した。昨年後半から同国の輸出量は順調に増加し続けていたが、今後の供給の減少につながるか注目される。

欧米の機関投資家、年金などが利用するコモディティ指数S&PGSCIが今週1日から来週7日まで大きな限月交替をおこなっており、ブレント原油先物市場で長期先物売り、期近先物買いの自動売買がおこなわれている。これによりWTI原油も含め原油相場はロンドン時間で買いのバイアスがやや強くなっている。

米ベイカーヒューズ社発表のリグ数は、合計756前週比+2、石油リグ609前週比+7、ガスリグ146前週比-5となった。米シェール含め、米国の原油生産量の増加への懸念が強まっている。

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