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米国株、ダウ続落、法案の採決延期で、ヘルスケアのユナイテッドヘルス-1%が下落率トップ(23日)

マーケットニュース、市場動向

ダウ続落、法案の採決延期でヘルスケア株に売り

[3/23 ニューヨーク終値]
ダウ 20,656.58 -4.72 -0.02%
S&P500 2,344.15 -4.30 -0.18%
ナスダック5,817.69 -3.95 -0.07%
S&P500VIX 13.14 +0.33 +2.58%
10年米国債利回り 2.4104 +0.0054 +0.22%

24日のニューヨーク株式市場では、午前中、金融株などがけん引し、昨日の下落から持ち直していたが、引け前に、共和党のヘルスケア法案の採決が延期されることが決定すると、ヘルスケア関連銘柄に売りが集中した。

トランプ政権のオバマケアに代わる新しいヘルスケア法案は、本日下院での採決が予定されていたが、見送られ、明日午前中におこなわれることとなった。同法案を巡っては、共和党下院保守派グループThe Freedom Caucusが主に反対しており、トランプ大統領やホワイトハウス・スパイサー報道官らが、同法案の可決に強い自信を表明する一方で、共和党保守派議員らは、本日の採決は困難であるとの発言がで報じられていた。その後、NY時間午後3時30分頃、同法案の採決は延期され、明日午前中に採決されることが決まったことが報じられた。CNNによると、同法案は現時点では十分な賛成票がえられていないため、本日会合を開き、あらためて働きかけるという。

ヘルスケア案の議会通過が難航し遅れると米トランプ政権の減税を含めた経済政策が後ずれすることになるため、米株式市場では注目度は高い。また、トランプ米大統領は、オバマケアの「迅速な廃止」と「改革」を目指すことを公約としていたため、同政権の試金石となっている側面もある。

イエレンFRB議長は、ワシントンでの講演で、米経済や金融政策の見通しに言及しなかった。その一方で、米サンフランシスコ地区連銀のウィリアムズ総裁「今年の利上げ、3回または4回の見通し」と発言した。

本日NY時間8時30分に発表された、米失業保険申請件数は25.8万人となり、市場予想24万人を上回る結果となった。一方で、2月の米新築住宅販売戸数は59.2万と市場予想56.5万を上回った。

ダウ銘柄では、下落率トップのユナイテッドヘルス-1.04%、ファイザー・インク-0.52%、メルク-0.35%、ジョンソン&ジョンソン-0.29%などヘルスケア株の下落が目立った。一方でナイキ+2.69%、デュポン、1.74%ホーム・デポ、0.43%ビザ+0.38%、ゴールドマン・サックス+0.36%などが上昇した。

S&Pの個別セクターでは、「ヘルスケア」が下落率トップ、「不動産」が上昇率トップ。

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