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米国株、ダウ続落もヘルスケア法案採決中止で買い戻し(24日)

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ダウ続落もヘルスケア法案の採決中止で買い戻し

[3/24 ニューヨーク終値]
ダウ 20,596.72 -59.86 -0.29%
S&P500 2,343.98 -1.98 -0.08%
ナスダック 5,828.74 +11.04 +0.19%
S&P500VIX 12.96 -0.16 -1.22%
10年米国債利回り 2.4123 -0.0071 -0.29%

24日のニューヨーク株式市場では、ヘルスケア案の採決が難航することを警戒し、ヘルスケア株、金融株に売りが集まり軟調な展開となり、ダウは一時120ドル以上下落した。午後に入り引け前に、同法案の採決が中止となったことが報じられると、幅広いセクターに買い戻しが入った。

ヘルスケア法案は、共和党下院保守派グループThe Freedom Caucusや穏健派議員が主に反対していたことから、昨日から採決が延期されていた。トランプ大統領やライアン会員議員らは、修正案を提出し、支持を働きかけていた。反対を表明している議員らに個別に直接電話をするなど、最後まで説得作業を続けていたが、成立に必要な賛成票が集まらなかったことで、トランプ米大統領は、採決を中止する判断をしたとみられる。(ヘルスケア法案の採決中止

同法案の中止発表後の記者会見でライアン下院議長は、「税制改革は難しくなるが、不可能ではない」とし、また、本日、ムニューチン米財務長官は「包括的な税制改革を8月の議会閉会前に実施できるよう努力」としたことにより、税制改革が後ずれするとの懸念はやや後退した。ただ、今後、トランプ米大統領とライアン下院議員が共和党議員らをまとめられなかったことや、トランプ米大統領の公約であったオバマケア法案の廃止と改革を実行できなかったことにより、同政権の政策運営能力に懐疑的な見方が広がる恐れもある。

ダウ銘柄では、ゴールドマン・サックス-1.47%、デュポン-1.14%が下落率トップ。ヘルスケア株は、ファイザー・インク-0.79%、ジョンソン&ジョンソン-0.27%、ユナイテッドヘルス-0.16%、メルク-0.10%と引け前に買い戻しが入るも下落幅を相殺することはできなかった。一方で、ナイキ+1.82%、アメリカン・エキスプレス+0.48%、ビザ+0.44%などは上昇した。

本日NY時間8時30分に発表された、2月の米耐久財受注(前月比)は+1.7%と市場予想+1.2%を上回った。
S&Pの個別セクターでは、「素材」が下落率トップ、「公益事業」が上昇率トップ。

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