米国株ニュース

米国株、ダウ続落、減税遅延との見方で下落、原油価格下落も重し(27日)

マーケットニュース、市場動向

ダウ続落、減税遅延との見方で下落、原油価格下落も重し

[3/27 ニューヨーク終値]
ダウ 20,550.98 -45.74 -0.22%
S&P500 2,342.75 -1.23 -0.05%
ナスダック 5,840.37 +11.64 +0.20%
S&P500VIX 12.61 -0.35 -2.70%
10年米国債利回り 2.3728 -0.0395 -1.64%

27日のニューヨーク株式市場では、先週金曜日にトランプ政権のヘルスケア法案の採決が中止されたことをうけて、同政権の減税を含めた税制改革が後ずれするとの見方が広がり、売りが優勢な展開となった。採決中止となったヘルスケア法案では価格競争が予想されていたため、ヘルスケア株には買戻しが入る一方で、10年利回りの低下や米金利イールドカーブのフラット化をうけて金融株に売りが集まった。また、原油価格、天然ガス価格が下落したことにより石油ガス関連株も売られた。

先週金曜日、ヘルスケア案の中止が発表された後、ライアン下院議長は、「税制改革は難しくなるが、不可能ではない」とし、またトランプ米大統領は「今後税制改革に取り組むことになるであろう」とし、従来の同政権のヘルスケア改革なくして減税なしとの方針を転換する姿勢を示した。ただ、マーケットでは、トランプ大統領とライアン下院議員が共和党議員らをまとめられなかったことや、トランプ大統領の公約であったオバマケア法案の廃止と改革を実行できなかったことにより、同政権の政策運営能力に懐疑的な見方が広がった。

ダウ銘柄では、シェブロン-1.58%、ゴールドマン・サックス-1.28%、ベライゾン-1.09%、ゼネラル・エレクトリック-0.94%、アメリカン・エキスプレス-0.77%が下落した。デュポン+1.23%、インテル+0.65%、ファイザー・インク+0.53%、コカコーラ・カンパニー+0.47%、ジョンソン&ジョンソン+0.26%が上昇した。

S&Pの個別セクターでは、「電気通信」が下落率トップ、「ヘルスケア」が上昇率トップとなった。

▼関連市場見通し

米国株価見通し

米国株式市場の展望

トランプのオバマケア廃止と米国ヘルスケアセクター

 

スポンサーリンク

エレメンツキャピタル/リサーチ

本サイトに掲載のすべての情報はあくまでも情報提供を目的としており、取引や投資に関する最終判断は利用者ご自身の判断でなさるようお願いいたします。これらの情報によって生じたいかなる損害についても、当社及び本情報提供者は一切の責任を負いませんので、予めご了承ください。