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原油相場は上昇、カナダオイルサンド施設の復旧遅延により反発(6日)

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カナダオイルサンド施設の復旧遅延により反発

[4/6 ニューヨーク終値]

WTI5月限:51.70ドル/バレル 前日比 +0.55(+1.08%)

原油相場は、カナダのシンクルードプロジェクトのオイルサンド施設の復旧が遅れるとの観測が広がったことにより、買いが優勢となり、昨日EIA石油在庫統計発表前の水準まで戻した。

カナダアルバータ州の サンコー・エナジー所有のオイルサンドプロジェクト、シンクルードプロジェクトは、先月の火災による影響でメンテナンス期間が延長されていたが、本日、同プロジェクト施設の再稼働が、当初想定の4月半ばから延期され、5月以降となる可能性が濃厚となった。この影響で、コノコフィリップスの Surmont projectやネクセンエナジーのLong Lakeなどのオイルサンドプロジェクトの生産が減少しており、今後、カナダのオイルサンド生産量合計の約5分の1に相当する49万バレル/日程度の生産が最大で影響を受ける可能性がある。

カナダの原油生産量(オイルサンド含む)は約400万バレル/日で、うち約300万バレル/日が米国へ輸出されている。米国はカナダからの輸入が減少すれば、原油在庫が減少に直結することから、原油相場の買い材料となった。

また、ドライブシーズンを控えて米国製油所の稼働率が上昇する中、米石油製品需要の増加ペースが加速していることから、来週から原油在庫は季節的な減少サイクルに入るとの見方が強いことも、原油相場の買い材料となった。

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