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エマニュエル・マクロン氏、史上最年少で仏大統領に就任へ

仏大統領選決選投票、マクロン氏が勝利 ルペン氏を大差で破る

5月7日(日曜日)に実施されたフランス大統領選の決選投票の結果、中道系独立候補のエマニュエル・マクロン元経済産業デジタル相(39)が極右政党のルペン候補を破り、勝利することが確実になった。マクロン氏は39歳、19世紀のルイ・ナポレオンより1歳若く、史上最年少でフランス大統領に就任することになった。

マクロン氏は、パリで支持者を前に演説で「ヨーロッパを強くするためになんでもする」、「国民を団結させる」と述べ、EU=ヨーロッパ連合との関係を重視する姿勢を強調した。

マクロン氏は、新たな政治運動「前進」を立ち上げ、EUとの関係を強化、国境審査なしで移動できるシェンゲン協定、単一通貨ユーロを守ることを強調してきた。ルペン氏が移民、難民の受け入れを制限することを主張してきたのに対し、マクロン氏は合法的な移民は受け入れるべきだと主張してきた。

現地メディアによると、両候補者の得票率は、マクロン:65.7%、ルペン:34.3%(東京午前4時47分時点)
(更新)
両候補者の得票率は、集計率92%時点で、マクロン:64.9%、ルペン:35.1%(東京午前7時43分時点)
両候補者の得票率は、集計率98%時点で、マクロン:65.8%、ルペン:34.2%(東京午前8時45分時点)
両候補者の得票率は、開票終了、マクロン:66.1%、ルペン:33.9%(東京午前9時21分時点)

為替市場では、EUの混乱は避けられたと受けとめられ、政治リスクへの警戒が後退している。

フランス大統領選速報でマクロン氏当選確実で、ドル円上昇、ユーロドル上昇
 

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エマニュエル・マクロン氏の主な公約

エマニュエル・マクロン 中道・無党派 前経済相元経済産業デジタル相
・「親EU」、単一通貨ユーロは維持し、「シェンゲン協定」にとどまる。
・歳出削減と公共投資のバランス重視の構造改革を進め財政再建を図る。17年の財政赤字についてGDP比2.9%にすることを守る。
・最大で12万人の公務員の削減、公的保険改革で600億ユーロの歳出削減
・500億ユーロをエネルギーやインフラへ公的投資
・現行の法人税率を現行の33.3%から25%に引き下げ

今後の日程

<フランス議会選>
6月11日・18日フランス議会選
<欧州選挙日程>
5月17日ドイツ地方選(シュレースヴィヒ=ホルシュタイン州とノルトライン=ヴェストファーレン州)/6月11日・18日フランス議会選/9月24日ドイツ連邦議会選

フランス大統領選の金融市場への影響=当社見通し

マクロン氏が勝利したことで、反EU、脱ユーロのリスクが払拭されたことで、フランス国債、ドイツ国債は、買い戻しが入ることが予想される。また、フランスやイタリアの株式市場にも資金が再流入し、当社は、とくに両国の金融セクターを中心に反発すると予想する。ただし、金市場については、当社は、今年5月にはドイツの地方選、9月には連邦議会選などを控えていること勘案すると、一定のリスク回避需要により堅調に推移すると予想する。

参考:ETF

  • ETFS 金上場投資信託(1672
  • 純金上場信託(現物国内保管型)(1540
  • SPDRゴールド・シェア(1326
  • 金価格連動型上場投資信託(1328
  • 国内金先物価格連動型上場投信(1683

 
市場見通し

  • 欧州株式市場見通し
  • 金市場見通し
  •  

    アースエレメンツ・アドバイザーズ/リサーチ

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