原油価格ニュース

原油相場は上昇、アルジェリアの9カ月減産延長の支持表明で反発(18日)

マーケットニュース、市場動向

原油先物は上昇、アルジェリアの9カ月減産延長の支持表明で反発

[5/18 ニューヨーク終値]

WTI6月限 49.35ドル/バレル 前日比 +0.28(+0.57%)H 49.60 L 48.05

原油相場は、ロンドン時間では、3月のサウジの原油輸出と原油在庫が増加していたことが示されたことで売りが優勢となったが、ニューヨーク時間に入ると、アルジェリアのブタルファ・エネルギー相が、あらためて減産の9カ月延長への支持を表明したことで、9カ月延長への期待が高まり上昇に転じた。

本日公表されたJODI(Joint Organisations Data Initiative)のデータで、3月のサウジの原油生産量は減少したものの、同国の原油輸出、原油在庫は増加したことが示されたことは、原油相場の売り材料となった。3月のサウジの生産量は、前月比11.1万バレル減の990万バレル/日、原油処理量は、前月比41.2万バレル減の226.1万バレル/日、原油輸出は、前月比27.5万バレル増の723.2万バレル/日、原油在庫は、前月比315万バレル増の2億6785.4万バレルとなった。

アルジェリアのブタルファ・エネルギー相は、ロシアのノヴァック・エネルギー相と会合を行った後、「アルジェリアは、9カ月の減産延長を支持する」、「大多数の生産国がロシアとサウジの9カ月延長案を支持している」と述べた。原油相場は、この発言を好感し上昇に転じた。アルジェリアは、先日おこなったイラクとの会談では、6カ月減産について支持すると述べていたが、本日、明確に9カ月延長を支持することを表明した。9カ月の減産延長には、イラクなどが難色を示している中、市場では実現性を疑問視する見方もあるが、本日は、アルジェリアブタルファ氏の発言により、実現への期待が拡大した。

リビアの原油生産量は、サリール(Sarir)、メスラ(Messla)油田の電力供給トラブルにより、先週末時点の80万バレル/日から、前日68.3万バレル/日まで減少していたが、リビア国営石油会社(NOC)は、本日時点で同国生産量は72.4万バレル/日まで回復したと発表した。

テクニカル面では、50日移動平均線が200日移動平均線に近づき、「デッドクロス」に近づいていることで、売りが加速する場面もあった。ただ、本日、48.05で反発し、過去3日間、強い抵抗線となっている200日移動平均線(49.27ドル)をかろうじて上回って引けたことで、やや安心感が広がった。

原油見通し

原油価格ニュース

スポンサーリンク

アースエレメンツ・アドバイザーズ/リサーチ

本サイトに掲載のすべての情報は万全を期しておりますが、その内容の信頼性、正確性および完全性について当社が保証するものではありません。取引や投資に関する最終判断は利用者ご自身の判断でなさるようお願いいたします。これらの情報によって生じたいかなる損害についても、当社は一切の責任を負いませんので、予めご了承ください。