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原油相場は大幅下落、原油在庫大幅増加を嫌気、原油物流の緊張緩和も売り材料(7日)

マーケットニュース、市場動向

原油先物は大幅下落、原油在庫大幅増加を嫌気、原油物流の緊張緩和も売り材料

[6/7 ニューヨーク終値]

WTI7月限 45.72ドル/バレル 前日比 -2.47(-5.13%)H 48.23 L 45.65

原油先物相場は、EIA週間石油在庫統計で、原油在庫、ガソリン在庫が大幅増加したことで、大幅に下落した。アラブ首長国連邦が、カタール産原油を運搬するタンカーによる同国貿易港への入出港を許可することを決めたことにより、原油物流を巡る緊張がやや緩和したことも売り材料となった。

米エネルギー省エネルギー情報局が発表したEIA週間石油在庫統計で、原油在庫、ガソリン在庫、中間留分在庫が大幅に増加したことが、原油相場の売り材料となった。製油所稼働率が低下する中、輸出が減少し、ガソリンと石油製品の需要が減少したため、原油在庫と石油製品在庫は大幅に増加する結果となった。原油在庫は、前週比346.4万バレル減の予想に対し、同329.5万バレル増となったことで、原油相場は急落した。

カタールが、ペルシャ湾地域の主要な貿易港から締め出されている問題を巡り、アラブ首長国連邦は、本日、Fujairah港、Khor al Fakkan港を含めた同国の貿易港について、カタール籍のタンカーを除く、カタール産原油を運搬するタンカーの入出港を許可することを決めた。アラブ首長国連邦は、月曜日に、同国を出発したすべてのタンカーの入出港を拒否していたが、本日、この措置が緩和されたことで、原油物流を巡る混乱は一部解消された。カタール産原油や同じタンカーに積まれていた中東産原油の供給が遅延する懸念がやや後退したことで、原油相場の売り材料となった。

リビア最大の生産能力をもつシャララ(Sharara)油田の生産が、労働者のサボタージュにより停止したことが伝えられたが、本日は材料視されなかった。シャララ油田は、33万バレル/日の生産能力を持ち、直近では26.9万バレル/日の原油を生産していた。同油田の労働者が死亡した事故を巡り、リビア国営石油会社(NOC)と労働者が対立していることが原因とみられている。

CMEグループは、技術的な問題により、本日のWTI原油先物とヒーティングオイル先物の清算価格の算出が遅れたと発表した。本日の終値は、約50分遅れ、NY時間午後4時20分頃に発表された。

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