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原油相場は下落、リグ数再び増加 プーチン氏は「協調行動へさらに協力する意向がある」(7日)

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原油先物は下落、リグ数再び増加 プーチン氏は「協調行動へさらに協力する意向がある」

[7/7 ニューヨーク終値]

WTI8月限 44.23ドル/バレル 前日比 -1.29(-2.83%)H 45.42 L 43.78

原油先物相場は、前日のEIA石油在庫統計で原油生産が再び増加したことで、米シェール生産拡大が再び意識され、売りが優勢となった。米石油リグ数が、再び増加したことも重荷となった。ロシアプーチン大統領が、「協調行動へさらに協力する意向がある」と話したことや、ナイジェリアがJMMCの会合へ参加する意向であることが伝えられたことは、支えとなった。

ベイカーヒューズ社が発表した米石油リグ数は、前週比7増の763となった。主要シェール生産地域では、生産コストの低いパーミアン盆地(テキサス州/ニューメキシコ州)では-1となり減少したが、カナウッドフォード盆地(オクラホマ州)+4、グラナイトウォッシュ盆地(テキサス州/オクラホマ州)+2となり増加した。増加をけん引してきたパーミアン盆地は減少したが、カナウッドフォード盆地の増加は止まっていない。前週24週ぶりの減少となったリグ数が再び増加したことで、リグ数が減少トレンド入りすることへの期待が後退し、原油相場の重荷となった。

G20サミットへの参加のためハンブルクにいるロシアプーチン大統領は、メディアに対し、「原油価格の安定化に向けて、ロシアは、グローバルな協調行動へさらに協力する意向がある」と話した。その後、ロシアエネルギー省は、必要があれば、減産合意を変更することを検討すると発表した。前日まで、ロシアノヴァックエネルギー相と同省は、減産合意は効果を発揮しているため、すぐに追加措置をとる必要はないとしていた。プーチン氏の発言により、ロシアが減産幅拡大などを含めた追加措置に対する態度が軟化したとの見方が広がり、原油相場の支援材料となった。

OPEC加盟産油国とロシアが、ナイジェリア、リビアの両国へ、「維持可能な原油生産水準」を提示するよう要請したことが伝えられた。また、ナイジェリアが、24日にサンクトペテルブルクで開催され、OPECと主要産油国のエネルギー相など実務者らが集まるJMMCの会合へ参加する意向であることも伝えられた。ナイジェリア、リビアの両国の生産回復に対する追加措置が期待されている中、すくなくとも、ナイジェリアとの協議が始まる可能性が高くなったことで、原油相場は支えられた。

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