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原油相場は上昇、IEA月報で、原油需要見通しは上方修正、OECD石油在庫は減少に転じたことを好感(13日)

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原油先物は上昇、IEA月報で、原油需要見通しは上方修正、OECD石油在庫は減少に転じたことを好感

[7/13 ニューヨーク終値]

WTI8月限 46.08ドル/バレル 前日比 +0.59(+1.30%)H 46.28 L 44.99

原油先物相場は、IEA月報でOPEC加盟国の原油生産量が前月比で増加し、減産順守率が78%と前月から大幅に低下したことが重荷となったが、17年の原油需要見通しが上方修正され、5月のOECD在庫が減少に転じたことが支援材料となり、買いが優勢となった。また、17日に開催が決まったことが報じられたOPECの臨時総会でナイジェリア、リビアへの上限設定の議論が進展するとの期待も買い材料となった。

国際エネルギー機関(IEA)が本日発表した月次報告では、6月のOPEC加盟国の原油生産量は、サウジ、リビア、ナイジェリアの生産増加により、前月比34万バレル増の3260万バレル/日となった。サウジの6月の生産量は1005万バレル/日となった。減産合意に対するは順守率は78%となり、前月96%を大きく下回った。非OPECの原油供給量は、17年は前回から変わらずの前年比70万バレル増、18年は前回から10万バレル下方修正し、前年比140万バレル増の見通しを示した。世界の原油需要は、17年の見通しを10万バレル上方修正し、前年比140万バレル増の見通しとなった。18年の原油需要見通しは、前回から変わらず、前年比140万バレル増の9940万バレル/日の見通しとなった。5月のOECD石油在庫は、前月比600万バレル減の30.47億バレルと僅かながら減少に転じた。過去5年平均を2億6600万バレル上回っており、乖離幅は前月の2億9200万バレルから縮小した。6月の在庫速報値は、適度な減少となる見込んでいる。

また、IEAは、リビア、ナイジェリアの生産増加を考慮しても、17年後半にかけてOECDの石油在庫は大幅に減少に転じるとの見方を示した。

ゴールドマンサックスのコモディティリサーチは、17年のWTI原油の平均予想価格を52.92ドルから49.70ドルへ下方修正した。先月、ゴールドマンサックスは、WTI原油価格の3カ月見通しを55ドルから47.50ドルへ(-7.5ドル)引き下げていた。

OPECが、JMMC会合に先立ち、17日に臨時総会を開催することを決めたことが前日伝えられた。ただ、エネルギー相らは参加せず、実務者のみの会合となると伝えられていることから、技術的な協議のみにとどまるとみられている。

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