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原油相場は上昇、仏トタールがナイジェリア、コンゴの原油輸出にフォースマジュール発動で(14日)

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原油先物は上昇、仏トタールがナイジェリア、コンゴの原油輸出にフォースマジュール発動で

[7/14 ニューヨーク終値]

WTI8月限 46.54ドル/バレル 前日比 +0.46(+1.00%)H 46.74 L 45.80

原油先物相場は、トタール社がナイジェリア、コンゴの原油輸出についてフォースマジュールの発動を宣言したことで、グローバル現物市場で過剰在庫の解消が進むとの見方が広がり、買いが優勢となった。また、好調な需要によりNYガソリン先物が上昇したことも原油相場の支援材料となった。

仏石油メジャーのトタールのナイジェリア現地法人は、ナイジェリアのボニーライト原油とコンゴのジェノ原油について、フォースマジュール(不可抗力条項)の発動を宣言した。トタールは、ボニーライト原油については、主要パイプラインが稼働停止したためと説明している。両国のフォースマジュールにより、グローバル原油市場で、過剰在庫の解消が進むとの見方が広がり、原油相場の買い材料となった。

ボニーライト原油の輸出は、先月28日に20日間続いたフォールマジュールが解除されたばかりで、ナイジェリアの原油輸出は不安定化している。OPEC月報によると、ナイジェリアの6月の原油輸出量は173.3万バレル/日まで回復している中、同国カクチ石油相は、OPEC加盟国との協議次第では、180万バレル/日程度で上限を設けることを受け入れる考えを示している。コンゴのジェノ原油生産量は約28万バレルで、トタールは来年までに35万バレルまで生産量を拡大する目指していた。

米ガソリン需要が好調で、現在ピークを迎えていることから、次週のガソリン在庫が減少するとの期待によりガソリン相場が上昇したことも、原油相場の支援材料となった。今週のEIA週間石油在庫統計で、ガソリン在庫は、市場予想以上に減少し、前週比164.7万バレル減となり、ガソリン需要は前週比8.1万バレル増の978.6万バレル/日となった。

米石油サービス会社、ベイカーヒューズ社が発表した米石油リグの稼働数は、前週比2基増の765となった。生産コストの低いパーミアン盆地(テキサス州/ニューメキシコ州)では4基増、ナイオブララ盆地(コロラド州/ワイオミング州)では2基増となったが、イーグルフォード盆地(テキサス州)は5基減、カナウッドフォード盆地(オクラホマ州)4基減となったことで、増加ペースは前週の7基増から鈍化した。米石油リグ数は増加したものの、増加ペースが鈍化したことで、原油相場への売り圧力は限定的となった。

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