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原油相場は上昇、需給改善期待と好調な米ガソリン需要が支え(27日)

マーケットニュース、市場動向

原油先物は上昇、需給改善期待と好調な米ガソリン需要が支え

[7/27 ニューヨーク終値]

WTI9月限 49.04ドル/バレル 前日比 +0.29(+0.59%)H 49.24 L 48.25

原油先物相場は、前日発表されたEIA週間石油在庫統計後の流れを受け継ぎ、需給バランスの改善への期待が支えとなり、買いが優勢となった。米国のガソリン需要が好調であることが確認されたことで、ガソリン買いに一段と拍車が掛かり、原油相場を押し上げた。

米エネルギー情報局(EIA)が前日発表したEIA週間石油在庫統計で、原油在庫、ガソリン在庫が市場予想以上に減少したことで、需給バランスが改善に向かっているとの見方が広がった。米国内のガソリン需要が前週比+22.9万バレル/日の982.1万バレル/日と好調であったことで、本日もガソリン先物相場に買いが入り、原油相場を押し上げた。

石油輸出国機構(OPEC)のバーキンド事務局長が、今週中にガボンと赤道ギニアと会合を開き、両国の生産枠と減産幅の割り当てについて、協議をすることが伝えられた。タス通信が伝えた。ガボンと赤道ギニアの減産による現物市場への影響は限定的となるとみられるが、OPECが全体として供給量の削減に着手していることは好感され、原油相場の支えとなった。

石油・天然ガス生産大手のコノコフィリップスは、四半期決算を発表し、原油価格の不確実性を理由に、17年の投資を従来の50億ドルから48億ドルへ下方修正することを発表した。コノコフィリップスの今期の最終損益は、34億ドルの赤字となり、前四半期の11億ドル赤字から赤字幅が拡大した。米石油生産各社が四半期決算を迎え、相次いで、今年後半に向けて投資の削減を発表していることは、原油相場の支援材料となった。今週に入り、アナダルコ、ヘスコーポレーション、ホワイティングが四半期決算を発表し、投資削減を発表している。

サウジ、アラブ首長国連邦(UAE)、クウェートが原油輸出の削減を発表したことも、原油相場の支援材料となっている。サウジは、24日に開催されたJMMCの会合で、減産順守率の向上を目指すとともに、原油輸出を削減する方針を打ち出しており、他産油国へ対応を求めている。

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