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原油相場は上昇、好調なガソリン需要を好感(2日)

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原油先物は上昇、好調なガソリン需要を好感

[8/2 ニューヨーク終値]

WTI9月限 49.59ドル/バレル 前日比 +0.43(+0.87%)H 49.65 L 48.55

原油先物相場は、EIA週間石油在庫統計で、原油在庫の減少幅が市場予想に届かなかったものの、ガソリン需要が引き続き好調であることが示されたことを好感し、買いが優勢となった。

米エネルギー情報局(EIA)が発表したEIA週間石油在庫統計では、原油在庫は、前週比152.7万バレル減(予想330万バレル減)、ガソリン在庫は、前週比251.7万バレル減(予想120万バレル減)となった。ガソリン需要は前週比+2.1万バレル/日の984.2万バレル/日と好調を維持しており、製油所稼働率も1.1%上昇したが、原油輸出が落ち込んだことが影響した。原油在庫の減少幅が市場予想に届かなかったことは売り材料となったが、ガソリン需要が好調であることが支援材料となり、買い戻しが入った。前日のAPI週間石油在庫統計で原油在庫が増加となったこと売りが先行していたことも影響した。

欧州最大の精製能力を持つロッテルダムのパーニス製油所が、火災により少なくとも8月後半まで稼働停止となったことで、石油製品輸出が増加するとの見方も、原油相場の支えとなった。ロイヤルダッチシェル社所有のパーニス製油所は、約40万バレル/日の処理能力をもっており、米国からの石油製品輸出が増えることで、足元の米石油製品市場はタイト化するとの観測が広がっている。

ベネズエラでマドゥーロ大統領が権力を強化するため、「制憲議会」の議員選挙が30日に実施したことを受けて、米政府が近くに追加制裁を発動する可能性があると報じられたことも原油相場の支えとなった。追加制裁の内容としては、ベネズエラ国営石油会社(PDVSA)とのドル建て取引禁止、ベネズエラへの石油輸出の禁止など、同国石油収入を対象とした制裁が検討されていると報じられている。

トランプ米大統領が、ロシア、イラン、北朝鮮への制裁を強化する法案に署名したことで、地政学リスクへの警戒感が高まったことも原油相場の支えとなった。同法案は、原油市場に直接影響を与える内容ではないが、ロシア、イランは強く反発しており、地政学リスクへの意識が高まった。

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