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原油相場は上昇、OPEC+非加盟産油国の会合を控え様子見強まる(4日)

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原油先物は上昇、様子見ムード強い中、輸出拡大観測が支え

[8/4 ニューヨーク終値]

WTI9月限 49.58ドル/バレル 前日比 +0.55(+1.12%)H 49.64 L 48.54

原油先物相場は、来週のOPECと非加盟産油国の会合を控える中、内容を見極めたいという様子見ムードが強かったが、石油製品の輸出需要の拡大観測が支えとなり買いが優勢となった。

来週7日-8日には、石油輸出国機構(OPEC)加盟国と非加盟産油国による技術委員会、10日にはOPEC月報、11日にはIEA月報を控えており、様子を見極めたいとの姿勢が市場参加者の間で強く、ポジション調整中心の動きとなった。

7日-8日にアブダビで開催される産油国の会合では、サウジ、アラブ首長国連邦(UAE)、イラク、ロシアなどが参加する予定となっているが、イラク、UAEの減産順守率の改善に向けて、新たな取り組みや方針などが決まるか注目が集まっている。

ただ、シェルのパーニス製油所が停止していることで、足元の石油製品の輸出需要が拡大するとの観測や、米政府がベネズエラ国営石油会社(PDVSA)へ追加制裁を引き続き検討していると伝えられていることによる警戒感が原油相場の支援材料となった。

石油情報メディアのプラッツの調査によると、7月のOPECの原油生産量は前月比33万バレル増の3282万バレルとなる見通しとなった。リビアが前月比18万バレル増、サウジは前月比8万バレル増となる見方を示した。OPECの減産順守率が低下する観測が強くなり、原油相場の上値を抑えた。石油調査会社のペトロロジスティックスの調査では、前月比14.5万バレル/日増、石油コンサルティングのJBCエナジーは、前月比21万バレル増、ロイター調査では前月比で9万バレル増となっている。

ベイカーヒューズ社が発表した米石油リグの稼働数は、前週と比べ1基減少し765基となった。キャナウッドフォード盆地(オクラホマ州)で3基減少、ウィリストン盆地(ノースダコタ州)では1基減少したことなどが影響した。イーグルフォード盆地(テキサス州)は前週比3基増加したが、低コストシェールのパーミアン盆地(テキサス州/ニューメキシコ州)は変わらずとなった。米国のリグ稼働数が2週連続で減少したことは好感され、原油相場の支援材料となった。

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