原油価格ニュース

原油相場は上昇 OPECの輸出削減、過去最高の製油所原油処理量により、原油在庫が大幅減少(9日)

マーケットニュース、市場動向

原油先物は上昇 OPECの輸出削減、過去最高の製油所原油処理量により、原油在庫が大幅減少

[8/9 ニューヨーク終値]

WTI9月限 49.56ドル/バレル 前日比 +0.39(+0.79%)H 49.53 L 48.90

原油先物相場は、EIA石油在庫統計で、原油在庫が市場予想以上に減少したことで、買いが優勢となり上昇した。米国がベネズエラ当局者に対し追加制裁を発表したことで、原油市場と石油製品市場で混乱が生じることへの懸念が広がったことも支えとなった。

米エネルギー省が発表したEIA週間石油在庫統計では、原油在庫は前週比645.1バレル減となり、減少幅が市場予想を大幅に上回った。サウジ、イラクやベネズエラからの原油輸入が減少し、製油所稼働率が上昇したことが影響した。OPEC加盟国からの原油輸入は、合計で280.5万バレル/日となり、前週の361.8万バレル/日から大幅に減少した。また、製油所の原油処理量は、1757.4万バレル/日となり過去最高となった。ガソリン在庫は前週比342.4増となり、市場予想に反し増加した。ガソリン生産が増加し、ガソリン需要が小幅減少したことが影響した。原油と石油製品在庫の合計は、前週比461万バレル減の13億1177万バレルとなった。堅調なガソリン需要に支えられ、原油在庫が市場予想以上に減少したことは買い材料視された。

米財務省は、ベネズエラの制憲議会選の強行を受けて、マドゥーロ米大統領と関係の深いベネズエラ政府当局者8個人を制裁対象に指定すると発表した。制裁は、米国に保有する資産の凍結、米国への渡航禁止、米国人が制裁対象の人物とのビジネス上の取引をすることを禁じる内容となった。ベネズエラの石油セクターは対象外となったが、米政府関係者は「マドゥロ大統領の行動が続いた場合に新たな措置を講じる余地を残しておきたい。」と述べた。石油セクターへの制裁が引き続き検討されていることが伝わったことで、原油市場への影響が懸念され、原油相場を下支えした。

原油見通し

原油価格ニュース

スポンサーリンク

アースエレメンツ・アドバイザーズ/リサーチ

本サイトに掲載のすべての情報は万全を期しておりますが、その内容の信頼性、正確性および完全性について当社が保証するものではありません。取引や投資に関する最終判断は利用者ご自身の判断でなさるようお願いいたします。これらの情報によって生じたいかなる損害についても、当社は一切の責任を負いませんので、予めご了承ください。