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原油先物は下落、「アーマ(IRMA)」はカテゴリー4で上陸濃厚、メキシコ大地震で製油所停止も重し(8日)

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原油先物は下落、「アーマ(IRMA)」はカテゴリー4で上陸濃厚、メキシコ大地震で製油所停止も重し

[9/8 ニューヨーク終値]

WTI10月限 47.48ドル/バレル 前日比 -1.61(-3.28%)H 49.26 L 47.27

原油先物相場は、ハリケーン「アーマ(IRMA)」がカテゴリー4でフロリダ州に上陸する可能性が濃厚となったことで、原油需要が落ち込むとの観測が広がり、大幅に下落した。メキシコ南部太平洋岸で発生した大地震の影響で、サリナクルス製油所が稼働停止したことも売り材料となった。

米国立ハリケーンセンター(NHC)によると、ハリケーン「アーマ(IRMA)」は、カテゴリー4へと勢力を弱めたが、10日にフロリダ州南部に上陸し、月曜日までにジョージア州まで北上する見通しとなった。米フロリダ州では、同州南部の住人80万人以上に対し避難命令が出された。「アーマ」が、カテゴリー4で上陸することがほぼ確実となったことで、同州の石油需要が落ち込むとの観測が広がり、原油相場の売り材料となった。

米テキサス州の製油所は、設備稼働率を徐々に引き上げている。シェル社のディアパーク製油所(精製能力32.5万バレル/日)が操業を再開した。米国最大規模のモティバ社のポートアーサー製油所(精製能力60.3万バレル/日)は月曜日までに、設備稼働率40%まで引き上げると発表した。

メキシコ南部太平洋岸で7日深夜に発生した大地震では、マグニチュード(M)8.1の揺れが観測された。震源はピヒヒアパンの町から87キロ南西で、震源の深さは70キロ。地震の影響で同国南部オアハカ州に位置するメキシコ国営石油会社(PEMEX)のサリナクルス製油所(精製能力33万バレル/日)が、火災が発生した影響で停止した。主要製油所が停止したことで、原油需要が落ち込むとの思惑が広がり、売り材料視された。

ベイカーヒューズ社が発表した米石油リグ数は、前週比3減の756となった。主要シェール生産地域では、アーコマウッドフォード(オクラホマ州)、ナイオブララ(コロラド州/ワイオミング州)がぞれぞれ1基減少した。生産コストの低いパーミアン盆地(テキサス州/ニューメキシコ州)および、カナウッドフォード盆地(オクラホマ州)はそれぞれ2基増加した。本日は相場への影響はみられなかった。

米国 9/8/17 前週比 前年比
石油リグ 756 -3 +342
ガスリグ 187 +4 +95
混合 1 0 -1
米国リグ合計 944 1 +436

石油リグ地区別 9/8/17 前週比
Ardmore Woodford 1 0
Arkoma Woodford 0 -1
Barnett 4 0
Cana Woodford 67 +2
DJ-Niobrara 29 -1
Eagle Ford 65 0
Fayetteville 0 0
Granite Wash 15 -1
Haynesville 1 0
Marcellus 0 0
Mississippian 4 0
Permian 382 +2
Utica 0 0
Williston 53 +1
Others 135 -5
Total US RigCount 756 -3

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