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原油先物は上昇、IEAが需要見通しを上方修正 ガソリン在庫は統計開始以来最大の減少(13日)

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原油先物は上昇、IEAが需要見通しを上方修正 ガソリン在庫は統計開始以来最大の減少

[9/13 ニューヨーク終値]

WTI10月限 49.30ドル/バレル 前日比 +1.07(+2.22%)H 49.37 L 48.12

原油先物相場は、本日発表されたIEA月報で、前日のOPEC月報に続き、石油需要見通しが上方修正されたことが好感され、買いが優勢となった。EIA週間石油在庫統計では、原油在庫は予想以上に増加したが、石油製品在庫が大幅減少したことが材料視され、買いが優勢となった。

国際エネルギー機関(IEA)は、9月の月報を発表し、17年の世界石油需要見通しを、前月150万バレル/日から前年比160万バレル/日増へ上方修正した。欧州と米国の堅調な需要の伸びを反映したものとした。7月のOECD石油在庫は、前月とほぼ同じ水準の30億1600万バレルとなった。5年平均と比べると1億9000万バレル万バレル上回る水準へと減少した。また、8月の世界の石油供給量は、前月から72万バレル/日減少したとの見方を示した。8月のOPECの原油生産量は、前月比21万バレル減の3267万バレル/日となり、減産順守率は前月75%から82%へ改善した。石油輸出国機構(OPEC)が前日発表した月報と同様に、石油需要の見通しが上方修正されたことが、原油相場の買い材料となった。

米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)が発表した週間石油在庫統計によると、原油在庫は前週比588.8万バレル増(予想320万バレル増)となった。また、ガソリン在庫は前週比842.8万バレル減(予想210万バレル減)、中間留分在庫は前週比321.5万バレル減(予想150万バレル減)となり石油製品在庫は予想以上に減少した。ガソリン在庫の減少幅は、統計開始以来最大となった。製油所稼働率も前週比2.0%低下し77.7%となり、前週に続き低下した。ハリケーンの影響により、原油在庫は予想以上に増加したが、石油製品在庫が予想以上に大幅減少したため、ヒーティングオイル先物に買いが集まり、原油相場をけん引した。

ナイジェリアは、原油生産量が6カ月間180万バレル/日以上の水準に達した場合、減産合意に参加する意向であることが伝えられた。ただ、カチク石油資源相は、来年3月前に参加する可能性は「極めて低い」と話した。また、カチク氏は18年の原油価格は平均で60ドルを上回るとの楽観的な見方を示した。

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