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原油先物は上昇、IEAの需要見通し上方修正でセンチメント改善(14日)

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原油先物は上昇、IEAの需要見通し上方修正でセンチメント改善

[9/14 ニューヨーク終値]

WTI10月限 49.89ドル/バレル 前日比 +0.59(+1.20%)H 50.50 L 49.15

原油先物相場は、IEAが前日需要見通しを上方修正したことが本日も材料視され、買いが優勢となった。リビアの供給量が減少していることが伝わったことも支援材料となった。期近先物がロンドン時間で200日移動平均線を上回ったことで、上値追いが加速した。

国際エネルギー機関(IEA)が前日、需要見通しを上方修正したことで、需給が均衡に向かっているとの楽観的な見方が広がり、市場センチメントの改善につながった。IEAは、前日発表した月次報告で、17年の世界石油需要見通しを前月150万バレル/日から前年比160万バレル/日増へ上方修正した。

リビアのシャララ油田の原油生産量が18万バレル/日程度まで減少していることが報じられた。約33万バレル/日の生産能力をもつリビア最大の油田、シャララ油田が、安全上の理由で生産量が減少していると報じられた。リビアの供給量が減少していることは、原油相場の支援材料となった。

WTI直近限月先物がロンドン時間午前に、49.55ドル付近にある200日移動平均線を約1カ月ぶりに上回ったことで、期近先物の上値追いが加速した。

米財務省は、イランの4企業と7個人に対し、米国内の資産を凍結するほか、米金融機関との取引を禁止する内容の追加制裁を発表した。制裁対象となった企業は、IT、物流、エンジニアリング関連企業で、原油現物市場への影響はないことから、原油相場への影響はみられなかった。

BPのダドレーCEOは、原油価格は、しばらくの間、50ドル-60ドルのレンジで推移するとの考えを示した。ダドレー氏は、「OPEC加盟国と非加盟国の減産合意は、概ね順守されていることから、在庫は減少に向かっている」との考えを示し、「原油価格は急上昇することや大幅に下落することは考えにくい」と話した。今週、OPECが発表した月報によると、減産順守率は前月75%から82%へ改善した。

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