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原油相場は上昇、中間留分在庫減少でヒーティングオイルがけん引(20日)

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原油先物は上昇、中間留分在庫減少でヒーティングオイルがけん引

[9/20 ニューヨーク終値]

WTI10月限 50.41ドル/バレル 前日比 +0.93(+1.88%)H 50.65 L 49.75

原油先物相場は、EIA週間石油在庫統計で中間留分在庫が予想以上に減少したことをうけて、ヒーティングオイル先物が上昇したことで、買いが優勢となり上昇した。米FOMCの結果を受けて外国為替市場でドルが上昇したことで、原油先物にも売りが波及し上値を抑えた。

米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)が発表した週間石油在庫統計によると、原油在庫は前週比459.1万バレル増(予想350万バレル増)、ガソリン在庫は前週比212.5万バレル減(予想210万バレル減)、中間留分在庫は前週比569.3万バレル減(予想160万バレル減)、製油所稼働率は前週比+5.5%(+5.00%)となった。原油輸入が89万バレル増加する一方で、石油製品輸出が153万バレル増加したことが影響した。冬季需要期を前にヒーティングオイルを含めた石油製品の輸出が増加し、中間留分在庫が予想以上に減少したことで、ヒーティングオイル(ULSD)先物に買いが入り、原油相場の支援材料となった。

米FRBは、保有資産の縮小を、10月から月100億ドルのペースで開始することを決めた。また、年内にあと1回の利上げに踏み切るという想定は維持した。外国為替市場でドルが主要為替に対し上昇したことで、金、銀、プラチナ市場を中心に下落し、原油相場にも売りが波及し上値を抑えた。

ロシアのノバックエネルギー相は、「OPECから、減産幅を1%拡大する内容の提案をうけていない」と話した。RIA通信が伝えた。また、ノヴァック氏は、「現時点では、現行の減産合意の履行にフォーカスするほうが良い」との考えを示した。ただ、減産合意の延長については、「市場の状況次第となる」と述べた。イラクのルアイビ石油相は、前日、OPEC内で減産幅の拡大や期間延長が必要との意見があることを明らかにしていた。市場では、今週金曜日に開催されるOPEC加盟国および非加盟国の合同委員会(JMMC)の会合に注目が集まっている。

本日、ハリケーン「マリア」はカテゴリー4の勢力でプエルトリコへ上陸した。午後には、カテゴリー3へと勢力を弱めたが、プエルトリコでは全島が停電するなどの被害がでている。米ハリケーンセンター「NHC」によると、今後、北西方向へ移動し、日曜日には、米ノースカロライナ州沖近くまで移動する見通しとなっている。現時点では原油市場への影響はみられなかった。

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