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原油相場は上昇、クルド人自治区の原油輸出停止の可能性で(25日)

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原油先物は上昇、クルド人自治区の原油輸出停止の可能性で

[9/25 ニューヨーク終値]

WTI11月限 52.22ドル/バレル 前日比 +1.56(+3.08%)H 52.28 L 50.39

原油先物相場は、クルド人自治政府が実施した独立住民投票を巡り、トルコがクルド人自治区の原油輸出を止める可能性が浮上したことで、買いが入り大幅上昇した。

イラク北部の少数民族、クルド人の自治政府は、イラクからの独立の賛否を問う住民投票を実施した。トルコとイラク両政府は、住民投票の結果を認めないとの考えを示した。トルコのエルドアン大統領は、イラクとの国境付近に、「必要な措置」に備えるため、軍を派遣したことを明らかにした。また、エルドアン氏は、イラクのクルド人支配地域からの原油輸出を止める用意があると述べた。イラク政府は、イラクとトルコ両国軍が合同軍事演習を実施すると発表した。また、周辺国へクルド人自治区との原油取引を停止するよう呼びかけた。イラクのクルド自治区からの原油輸出が停止する可能性が浮上したことで、約50万バレル/日の原油供給が停止する懸念が広がり、原油相場の買い材料となった。

北朝鮮の李外相は、「トランプ氏の発言は宣戦布告に相当する」、「宣戦布告した以上、領空外でも米戦略機を撃墜する自衛の権利がある」と話した。李外相は、「全ての選択肢」がテーブルの上にあると付け加えた。国家安全保障会議(NSC)報道官は、米国は宣戦布告しておらず、引き続き平和的な方法で朝鮮半島の非核化を模索すると話した。米国防省の報道官は、「北朝鮮は、挑発をやめなければ、大統領に(軍事的)選択肢を準備する」と話した。米朝の軍事衝突リスクが高まったことで、金、銀など貴金属市場に買いが流入したが、原油市場が直ちに影響を受ける可能性は低いため、原油相場への影響はみられなかった。

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