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原油相場は上昇、原油輸出大幅増加で原油在庫が市場予想に反し減少(27日)

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原油先物は上昇、原油輸出大幅増加で原油在庫が市場予想に反し減少

[9/27 ニューヨーク終値]

WTI11月限 52.14ドル/バレル 前日比 +0.26(+0.50%)H 52.34 L 51.63

原油先物相場は、原油在庫が市場予想に反し減少したことで買いが優勢となった。ブレント原油売り、WTI原油買いのアービトラージ取引や、原油買い、ガソリン売りのクラックスプレッド取引が活発となり、原油買いが加速した。

米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)が発表した週間石油在庫統計によると、原油在庫は前週比184.6万バレル減(予想344万バレル増)、ガソリン在庫は前週比110.7万バレル増(予想92バレル減)、中間留分在庫は前週比81.4万バレル減(予想216万バレル減)、製油所稼働率は前週比+5.40%(+4.40%)となった。原油輸出量が前週比56万バレル増の149万バレル/日と大幅増加したことで、原油在庫が予想以上に減少した。製油所稼働率が市場予想以上に上昇したことも影響した。原油輸出の1週間の増加幅は、過去最高水準となった。一方で、サウジなどが米国向け出荷を削減した影響で、原油輸入量は前週比6万バレル増にとどまった。

ハリケーンの影響で一時的に落ち込んだ原油生産が急速に回復する中、グローバル市場のベンチマークであるブレント原油が上昇し、WTI原油とのスプレッド(価格差)が拡大したことで、米国産原油の輸出が急増したとみられる。

原油相場は、原油在庫が市場予想に反し減少したことで買いが入った。また、次週も原油輸出が増加するとの見方が広がり、WTI原油買い、ブレント原油売りのアービトラージ取引が目立った。また、製油所稼働率が市場予想以上に上昇したことで、ガソリンのクラック取引(原油買い、ガソリン売り)も目立った。本日WTI/ブレントスプレッドは-5.20ドル台から-4.50ドルまで縮小した。またガソリン・クラックスプレッド(WTI原油とNYガソリンの価格差)は、ハリケーン「ハービー」上陸前の水準まで下落した。

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