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原油相場は上昇、トロピカルストーム「ネイト」 米ルイジアナ州上陸観測で原油生産一部停止(5日)

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原油先物は上昇、トロピカルストーム「ネイト」 米ルイジアナ州上陸観測で原油生産一部停止

[10/5 ニューヨーク終値]

WTI11月限 50.79ドル/バレル 前日比 +0.81(+1.62%)H 51.22 L 49.85

原油先物相場は、トロピカルストーム「ネイト」がルイジアナ州へ上陸する観測により、米メキシコ湾岸地域の原油生産が一部停止したことで、買いが入り上昇した。ナイジェリアで、労働組合がストを開始することが伝えられたことも支援材料となった。

米ハリケーンセンター(NHC)によると、ニカラグア沖で発生したトロピカルストーム「ネイト」は、今後勢力を強めながら北上し、日曜日午前に「ハリケーン」となり、米ルイジアナ州東部に上陸する見通しとなった。シェブロン、エクソンモービル、ロイヤルダッチシェルなどは、メキシコ湾岸の石油生産設備から従業員を避難させた。米内務省安全環境執行局(BSEE)によると、本日時点で、メキシコ湾岸地域の14.6%に相当する25.4万バレル/日の原油生産が停止した。原油生産がすでに停止したことに加え、現時点では、生産設備と製油所の両方に影響を与える可能性があるため、石油製品相場と原油相場に買いが入った。

ナイジェリア石油労働者組合(Nigeria Oil Labor Union)が給与の未払いを巡り、スト開始の通知をしたことが伝えられた。ナイジェリアの9月の原油生産量は、177万バレルまで回復したこと伝えられている。ナイジェリアは、前回JMMCの会合で協調減産への参加を受け入れる意向を示したが、原油生産量が180万バレル以上の水準で安定することを条件としている。ナイジェリアの原油生産が減少する懸念が強まったことは、原油相場の買い材料となった。

トルコのエルドアン大統領は、イラン、イラクの三か国で、クルド人自治区の原油輸出の停止を決定するメカニズムを構築することを決めた。イラクのザリーフ外相は、前日、「軍事作戦の展開も辞さない」と述べており、緊張が高まっている。約55万バレル/日の原油輸出が停止することへの警戒が続いており、原油相場の支援材料となった。

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