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原油相場は反落、トロピカルストーム「ネイト」 8日にも上陸観測で製油所への警戒強まる(6日)

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原油先物は反落、トロピカルストーム「ネイト」 8日にも上陸観測で製油所への警戒強まる

[10/6 ニューヨーク終値]

WTI11月限 49.29ドル/バレル 前日比 -1.50(-2.95%)H 50.82 L 49.10

原油先物相場は、トロピカルストーム「ネイト」が8日に上陸する見通しとなった中、ルイジアナ州の製油所やパイプラインへの影響に対する警戒が強まり、売りが膨らみ下落した。

米ハリケーンセンター(NHC)によると、トロピカルストーム「ネイト」はメキシコ湾を北上しており、8日土曜日夜には「ハリケーン」へと成長し、米ルイジアナ州東部に上陸する見通しとなった。「ネイト」は、瞬間最大風速50マイル/時のトロピカルストームであるが、ルイジアナ州上陸前には74マイル/時から110マイル/時のカテゴリー1、またはカテゴリー2のハリケーンへと成長する見通しとなった。ただ、上陸後は再びトロピカルストームへと勢力を弱め、24時間以内に北東へと進む見通しとなった。ルイジアナ州政府は、本日、非常事態宣言を発令した。BP、シェブロンは、米メキシコ湾岸のすべての生産設備を停止した。また、ロイヤルダッチシェル、アナダルコも生産を一部停止した。米内務省安全環境執行局(BSEE)によると、本日時点で、メキシコ湾岸地域の71%に相当する124万バレル/日の原油生産が停止している。予想される勢力では、米メキシコ湾のオフショア原油生産設備への影響は限定的となる見方が広がり、上陸後、製油所やパイプラインの稼働停止への懸念が強まったことで、原油相場の売り材料となった。

サウジのファリハ・エネルギー相は、ロシアのノヴァック・エネルギー相とモスクワで会合し、11月のOPEC総会に向けて、今後、数週間でロシアと合意形成を図りたいと話したと伝えられた。ノヴァック・エネルギー相は、現地メディアに対し、プーチン米大統領の18年末までの減産延長に関する発言は、あくまでも「一つの可能性」であると話した。ノヴァック氏は、協調減産延長の是非は、早くても来年1月以降に検討するべきと先月発言しており、市場では注目が集まっている。サウジとロシアのエネルギー相の会合で、協調減産の延長について進展がみられなかったことは相場の重荷となった。

ベイカーヒューズ社が発表した米石油リグ数は、前週比2基減の748基となった。主要シェール生産地域では、パーミアン盆地(テキサス州/ニューメキシコ州)、カナウッドフォード盆地(オクラホマ州)はそれぞれ2基減少した。一方でイーグルフォード盆地(テキサス州)は2基増加した。

石油リグ地区別 10/6/17 前週比
Ardmore Woodford 2 0
Arkoma Woodford 0 0
Barnett 4 +1
Cana Woodford 60 -2
DJ-Niobrara 26 +1
Eagle Ford 62 +2
Fayetteville 0 0
Granite Wash 13 0
Haynesville 2 0
Marcellus 0 0
Mississippian 4 0
Permian 383 -2
Utica 0 0
Williston 50 0
Others 142 -2
Total US RigCount 748 -2

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