原油価格ニュース

原油相場は上昇、イラク「ペシュメルガ」がキルクークなどの管轄権放棄との報道で緊張緩和(17日)

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原油先物は上昇、イラク「ペシュメルガ」がキルクークなどの管轄権放棄との報道で緊張緩和

[10/17 ニューヨーク終値]

WTI11月限 51.88 ドル/バレル 前日比 +0.01(+0.02%)H 52.25 L 51.21

原油先物相場は、クルディスタン地方政府(KRG)の軍事組織「ペシュメルガ(Peshmerga)」 がキルクークなどの地域の管轄権を放棄したと伝わったことで売りが先行したが、原油在庫の減少観測が支えとなり、前日とほぼ変わらない水準で引けた。

クルディスタン地方政府(KRG)の軍事組織「ペシュメルガ(Peshmerga)」 が、イラク中央政府と管轄権を争っているイラク北部キルクークなどの地域について、管轄権を中央政府に譲ることで合意したと伝えられた。スカイニューズアラビアが伝えた。ペシュメルガは、イラク北部のキルクーク、ハナキーン、トゥーズ・フールマートゥー、マフムール、ズマルなどの管轄権を放棄し、中央政府との「国境」を、過激派組織「イスラム国」(IS)との戦闘開始前の2003年の状態に戻すことで合意したと伝えられた。イラクのエネルギー省は、今後、キルクークの原油生産能力を100万バレル程度まで引き上げる計画であると発表した。軍事衝突によりイラク原油の輸出が遮断されることへの警戒がやや後退したことは、原油相場の売り材料となった。

今週の米エネルギー情報局の発表するEIA週間石油在庫統計で、原油在庫が大幅減少するとの見方が相場を支えた。市場予想は、原油在庫480万バレル減、中間留分150万バレル減、ガソリン100万バレル減、製油所稼働率-0.5%となっている。

イランのザマニニア石油次官は、本日、原油市場の需給は、協調減産により改善に向かうとの見方を示し、協調減産については、イランは18年末まで延長することを支持する意向であると話した。

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