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原油相場は上昇、サウジ・サルマン皇太子が減産延長を支持(26日)

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原油先物は上昇、サウジ・サルマン皇太子が減産延長を支持

[10/26 ニューヨーク終値]

WTI12月限 52.64 ドル/バレル 前日比 +0.46(+0.88%)H 52.77 L 51.91

原油先物相場は、サウジのサルマン皇太子が協調減産合意の期限延長を支持することを表明したことで、買いが優勢となった。

サウジアラビアのサルマン皇太子が、OPEC加盟国と非加盟産油国の協調減産について、期限を2018年3月から延長することを支持すると表明した。サルマン氏は、協調減産について「すべての参加国は恩恵を受けている」と話し、期限延長について「市場の安定化に引き続き取り組む必要がある」とし、延長を支持する考えを示した。ファリハエネルギー相は、「必要があれば支持をする」との立場を表明していたが、サルマン皇太子は、本日、初めて明確に支持を表明した。ロシアプーチン氏は、前月に期限延長に前向きな発言をしていることから、市場では、11月に開かれるOPEC加盟国、非加盟産油国の会合で、協調減産の期限延長が決まる可能性が高まったとの見方が広がり、原油相場を押し上げた。

ベネズエラの国営石油会社(PDVSA)は、既発債の元利金の支払いのため、27日金曜日までに8億4200万ドル、2日までに11.2億ドルの返済を控えており、デフォルトする懸念が高まっている。支払いには、猶予期間がないため、支払いを怠った場合、直ちにデフォルトすることになる。ベネズエラがデフォルトした場合、原油や石油製品市場で混乱が起きるとの見方が、原油相場を支えた。

イラク北部キルクーク地方とシーハンを結ぶパイプラインの原油輸送量が、再び20万バレル/日程度まで減少していると伝えられた。イラク軍は、アルカイム、ラワなどクルディスタンが支配するイラク北部の都市の奪還のため、進軍したと伝えられた。また、イラクの親政府軍は、前日、クルディスタン地方政府(KRG)の治安部隊ペシュメルガに対し、攻撃したと伝えられた。原油輸出フローが減少したことは、原油相場の支援材料となった。

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