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原油相場は上昇、減産合意延長への期待高まる(27日)

マーケットニュース、市場動向

原油先物は上昇、減産合意延長への期待高まる

[10/27 ニューヨーク終値]

WTI12月限 53.90 ドル/バレル 前日比 +1.26(+2.39%)H 54.03 L 52.25

原油先物相場は、サウジのサルマン皇太子が、前日、協調減産延長を明確に支持することを表明したことで、11月の会合で協調減産合意の延長が決まることへの期待が高まったことが、本日も原油相場を押し上げた。欧州、アフリカ地域のベンチマークであるブレント原油の中心限月先物は、前日比1.14ドル高の60.44で引け、2015年7月以降初めて60ドルを上回った。

イラク政府は、クルディスタン地方政府(KRG)と24時間の停戦合意をしたことを発表した。イラン、トルコそれぞれの国境付近のクルド人らが KRGの治安部隊ペシュメルガに合流していることが伝えられた。また、イラクのアバディ首相は、北部フェイシュカバーにイラク軍を配備する、と話した。大規模な軍事衝突へ発展することへの警戒は根強く、原油相場の支援材料となった。

ベイカーヒューズ社が発表した米石油リグ数は、前週比1基増の737となった。主要シェール生産地域では、カナウッドフォード盆地(オクラホマ州)は4基増、アードモアウッドフォード盆地は2基増、パーミアン盆地(テキサス州/ニューメキシコ州)は1基増となった。一方で、グラナイトウォッシュ盆地(テキサス州/オクラホマ州)とウィリストン盆地(ノースダコタ州)は、それぞれ2基減少した。

ベネズエラの国営石油会社(PDVSA)は、既発債の元利金の支払いについて、本日支払い期限を迎えた8億4200万ドルについて支払いを完了したと伝えられた。次回は、2日に11.2億ドルの返済を控えている。

JPモルガンは、本日、18年ブレント原油価格見通しを11ドル引き上げ58ドルとし、WTI原油価格見通しを11.4ドル引き上げ54.63ドルとした。

米国 10/27/17 前週比 前年比
石油リグ 737 +1 +296
ガスリグ 172 -5 +58
混合 0 0 -2
 米国リグ合計 909 -4 +352

石油リグ地区別 10/27/17 前週比
Ardmore Woodford 2 0
Arkoma Woodford 0 0
Barnett 2 +1
Cana Woodford 66 +4
DJ-Niobrara 24 0
Eagle Ford 60 0
Fayetteville 0 0
Granite Wash 10 -2
Haynesville 2 0
Marcellus 0 0
Mississippian 5 0
Permian 379 +1
Utica 0 0
Williston 49 -2
Others 138 -1
Total US RigCount 737 +1

原油見通し

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