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原油相場は上昇、イラク北部キルクーク経由の原油輸出一時停止で(30日)

マーケットニュース、市場動向

原油先物は上昇、イラク北部キルクーク経由の原油輸出一時停止で

[10/30 ニューヨーク終値]

WTI12月限 54.15 ドル/バレル 前日比 +0.25(+0.46%)H 54.46 L 53.75

原油先物相場は、イラク北部の原油輸出が一時停止したことに加え、UAEがサウジに続き、減産延長を支持する考えを示したことで買いが優勢となった。

イラク北部キルクーク地方とシーハンを結ぶパイプラインによる原油輸出量は、本日一時停止したと伝えられた。同輸出量は、停止前は26万バレル/日程度であった。イラクの国営石油会社、バスラオイルのアブデゥールジャバール・ディレクターは、イラクは、北部の輸出量減少を補うため、南部の輸出量を345万バレル/日に増やしたと話した。イラク南部バスラの輸出量は、イラク軍がキルクーク地方へ進軍する以前は、平均323万バレル/日で推移していた。イラク北部の原油輸出が停止したことは、原油相場の買い材料となった。

アラブ首長国連邦(UAE)のマルズーイ・エネルギー相は、サウジに同調し、協調減産の延長を支持する考えを明らかにした。マルズーイ氏は、「11月のOPEC総会までは何も決まらない」と話した。サウジのサルマン皇太子は、前週金曜日に、延長の支持を表明した。11月に開かれるOPEC加盟国と非加盟産油国の会合で、協調減産の延長が決まるか注目が集まる中、支持する産油国が増えたことは、原油相場の支援材料となった。

今週のEIA週間石油在庫統計の市場予想は、原油在庫は260万バレル減、ガソリンは210万バレル減、中間留分は250万バレル減、製油所稼働率+0.6%となっている。原油生産は、ハリケーン「ネイト」通過後に回復をする見込みとなっているが、輸入が減少するとの見方が強くなっている。

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