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原油相場は下落、EIA週間石油在庫統計で原油在庫が予想に反して増加、原油生産量は83年以降で過去最高(8日)

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原油先物は下落、EIA週間石油在庫統計で原油在庫が予想に反して増加、原油生産量は83年以降で過去最高

[11/8 ニューヨーク終値]

WTI12月限 56.81 ドル/バレル 前日比 -0.39(-0.68%)H 57.92 L 56.41

原油先物相場は、EIA週間石油在庫統計で原油在庫が市場予想に反して増加したことが嫌気され、売りが優勢となった。ただ、米メキシコ湾のシェル社所有のオフショア生産プラットフォームで火災が発生したことで、原油生産が停止したことは、原油相場の支えとなった。

米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)が発表した週間石油在庫統計によると、原油在庫は前週比223.7万バレル増(予想141万バレル減)、ガソリン在庫は前週比331.2万バレル減(予想205万バレル減)、中間留分在庫は前週比335.9万バレル減(予想116万バレル減)、製油所稼働率は前週比+1.5%(予想+0.4%)となった。原油生産量が前週比6.7万バレル増の962万バレル/日と週次ベースでは1983年以降で過去最高となり、原油輸出量が前週比126.4万バレル減の86.9万バレルとなったことで、原油在庫が予想に反し増加した。石油製品在庫は、需要が前週比211.7万バレル増加したことで、予想以上に減少した。原油在庫が予想に反し増加したことが、原油相場の重荷となった。

ロイヤルダッチシェル社は、米メキシコ湾沖の原油生産プラットフォーム「エンチラーダ」で火災が発生したため、「エンチラーダ」を含め3つのオフショア生産プラットフォームを停止させたことが伝えられた。米内務省安全環境執行局(BSEE)によると、8.1万バレル/日の原油生産と167MMCF/日のガス生産が停止したと発表した。火災は沈静化に向かっているものの、原油生産が停止したことは、原油相場の支えとなった。

イラク北部キルクーク地方とシーハンを結ぶパイプラインの原油輸送量は、本日19万バレル程度まで減少していると伝えられた。また、イラク政府はすべての金融機関へ、キルクーク地方における業務停止を要請したと伝えられた。ルドーが伝えた。イラクの原油輸出がさらに減少するとの懸念が強まり、原油相場の支えとなった。

トルクメニスタンが、石油輸出国機構(OPEC)へ、オブザーバーとして加盟することに合意したと伝えられた。サウジのファリハエネルギー相の話として伝えられた。同国は、ロシアが前月、協調減産への参加を呼び掛けていた。ただ、協調減産に参加するかは現時点では明らかではない。

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