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原油相場は下落、IEA月報で需給バランス悪化懸念強まる(14日)

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[11/14 ニューヨーク終値]

WTI12月限 55.70 ドル/バレル 前日比 -1.06(-1.87%)H 56.77 L 55.18

原油先物相場は、IEA月報で石油需要見通しが下方修正されたことに加え、来年1-3月期に需給バランスが悪化するとの見方が示されたことで、需給バランスが悪化するとの懸念が強まり下落した。

国際エネルギー機関(IEA)は本日発表した月報で、17年と18年の石油需要見通しをそれぞれ10万バレル/日下方修正した。17年は前年比150万バレル増の9770万バレル/日、18年は前年比130万バレル増の9890万バレル/日とした。価格上昇と冬季需要の鈍化が影響するとの見方を示した。また、17年の非OPEC原油供給量は前年比70万バレル増となり、18年は前年比140万バレル増となるとの見通しを示した。米シェールの生産量拡大が影響するとの見方を示した。10月の世界石油供給量は前月比10万バレル増の9750万バレルとなった。10月のOPEC原油供給量は前月比8万バレル減の3253万バレルとなり、協調減産合意に対する減産順守率は87%となった。アルジェリア、イラク、ナイジェリアの供給量が減少したことが影響した。石油需給のバランスについては、18年1-3月期には60万バレル/日の供給超過となり、4-6月期には20万バレルの供給超過となるとの見方を示した。

石油輸出国機構(OPEC)は前日発表した月報で、17年の世界の石油需要見通しを前回から7.4万バレル上方修正し前年比153万バレル/日増の9694万バレル/日とし、18年の世界の石油需要見通しを前回から13万バレル上方修正し前年比151万バレル/日増の9845万バレル/日としていた。

国際エネルギー機関(IEA)は本日発表した17年世界エネルギー見通し(World Energy Outlook)で、2025年の米シェールの生産量見通しを前回から34%引き上げ900万バレル/日とした。2025年の原油価格見通しを前回101ドル/バレルから83ドルへ、2040年の原油価格見通しを前回125ドル/バレルから111ドル/バレルへ引き下げた。世界エネルギー見通し(World Energy Outlook)は年に1回発行されている。世界エネルギー見通しで、米シェール生産量の長期見通しが大幅に引き上げられたこともしたこともセンチメントを悪化させた。

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